人と共に働くロボットの未来をつかむ「ヒューマノイドロボットEXPO」
2026年、ヒューマノイドロボットに特化した展示会が日本で始まります。RX Japan株式会社が主催するこの「ヒューマノイドロボットEXPO」は、春と秋の年2回、最新技術と実績を紹介する貴重な場となります。この展示会は、特に人と共に働く次世代ロボットに焦点を当て、業界のさまざまなニーズに応える内容が盛りだくさんです。
背景と意義
日本は現在、人口減少や高齢化といった大きな社会課題に直面しています。2025年には生産年齢人口が7355万人に減少すると予測され、このままでは労働力不足が深刻化する一方です。この問題を解決する手段の一つが、ヒューマノイドロボットの導入です。海外では、テスラやFigure AIが積極的にヒューマノイドロボットの量産に取り組んでいる様子が伝えられており、日本国内でもヒューマノイドアソシエーション(KyoHA)が設立され、実用化の動きが加速しています。
日本政府もこの流れを受け、ロボット産業の拡大を推進するための政策を打ち出しています。たとえば、内閣府の「ムーンショット目標3」や経済産業省の「デジタル社会実現に向けて」などがあり、ロボットの社会実装を後押ししています。ヒューマノイドロボット市場は2035年には380億ドルに達する見込みがあり、これは技術の急成長を示しています。
EXPOの特色
「ヒューマノイドロボットEXPO」では、汎用ヒューマノイドロボットや介護・医療向けロボット、製造・物流向けロボットなど、幅広いジャンルに分かれた製品が展示されます。また、来場者は製造業、医療分野、農業など、さまざまな業種の経営層やDX推進担当者とネットワーキングを行うことができます。
さらに、NexTech Weekという総合展内での開催により、AIやブロックチェーン、量子コンピューティングといった最先端技術も一同に体感できるのが大きな魅力です。来場者は、ヒューマノイドロボットの実際のユースケースや導入事例を通じて、どのようにビジネスに活用できるかの具体的なヒントを得ることができるでしょう。
開催情報
「ヒューマノイドロボットEXPO」は、2026年春と秋の年2回、以下の場所で開催されます。
名称:NexTech Week 2026【春】
会期:2026年4月15日(水)~17日(金)
会場:東京ビッグサイト(西展示棟)
名称:NexTech Week 2026【秋】
会期:2026年11月11日(水)~13日(金)
会場:幕張メッセ
また、2025年10月8日から10日まで行われる「NexTech Week 2025【秋】」では、展示会への出展申込受付が開始されます。この機会に事業の成長を目指す方々はぜひ、ご参加ください。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、RX Japan株式会社 NexTech Week事務局までお寄せください。
- アドレス:
[email protected]
- 電話番号:03-6739-4131
この展示会が、ヒューマノイドロボットを通じた未来の新たな展望を切り開くことになることを期待します。