操電が助成金を獲得
2024-09-18 13:36:56

株式会社操電、ひまわりベンチャー育成基金からの助成金交付を決定

株式会社操電は、電気自動車(EV)充電器やそのシステムをホワイトラベル方式で提供し、地域の電力の安定供給を目指すベンチャー企業です。このたび、公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金から助成金を交付されることが決定しました。この基金は千葉県内のベンチャー企業を支援することを目的としており、操電の取り組みが評価された形です。

設立は1998年10月で、ひまわりベンチャー育成基金は千葉県経済の発展と県民の生活向上に貢献するため設立されました。操電は、同財団の助成を受けて、今後さらなる事業の発展が期待されています。

操電では、新たにエネルギー・マネジメント・システム(EMS)の開発を推進しており、これによりEVや蓄電池をまとめて効率的に管理できるようにすることを目指しています。このシステムは、地域全体の電力安定性向上に寄与し、電力制御の経済性を高める役割を果たします。

具体的には、操電のプロジェクトは、次の二つの柱から成り立っています。第一に、太陽光電池、蓄電池、急速充電器を一体化したEV充電ステーションを構築すること、第二に、蓄電設備の自動制御を行い、電力市場との取引が可能なEMSの開発と実装を行うことです。これにより、EV充電サービスを通常運営しつつ、電力の市場価格を常にモニタリングします。

さらに、自動的な蓄電設備の充放電制御を通じて、アービトラージ収益を見込むことが可能です。市場価格差を利用しての収益化は、操電のビジネスモデルの核心となります。また、非常時にはこの設備を一般市民に提供し、避難所の電源バックアップ機能を強化することも視野に入れています。

操電が開発を進めるEMSは、地域のエネルギーを効率的に利用し、脱炭素を進めつつ安定した電力供給を実現するソリューションです。将来的には、需要家の蓄電設備を遠隔管理するバーチャル・パワー・プラント(VPP)プラットフォームの構築も進め、発電や需要予測を行うことで安定した電力供給を達成しようとしています。

このように、操電はエネルギーリソースの最適な活用や電力市場取引を通じて、電力需給の安定化と地域経済の活性化に寄与していく方針です。


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会社情報

会社名
株式会社操電
住所
東京都千代田区神田須田町1-3-33Bizflex神田6F7F
電話番号

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