アジラの成長戦略
2019-04-01 08:10:03
AI技術を駆使した株式会社アジラが資金調達を実施、さらなる成長を目指す
株式会社アジラが資金調達を実施
株式会社アジラは、創業から4年を迎え、数多くの企業とともにAI技術の開発を行ってきました。このたび、第三者割当増資によるシリーズAラウンドでの資金調達を実施し、さらなる成長を目指しています。新たに得た資金は、ビジネス部門やコーポレート部門の強化に向けて使われる予定で、安定した事業基盤の構築が目指されています。
資金調達の背景
アジラの取り組みは、非定型の手書き文字認識を可能にするAI-OCR「ジジラ」を中心に展開されています。現在でも多くの企業と協業しており、特に株式会社本田技術研究所や日産自動車株式会社、富士通株式会社などが取引先として名を連ねています。これらの実績をもとに、さらに高いレベルのAI技術を開発し、他の企業へと提供していくことが期待されています。
具体的には、AI-OCR「ジジラ」を利用することによって、さまざまな手書き文書や帳票を簡単にテキスト化できるようになります。また、映像からの行動認識技術も強化されることで、エッジ上での自動学習や推論モデルの切り替えが実現されます。
投資家や経営陣のコメント
資金調達に関しては、出資を行った三菱UFJキャピタル株式会社の担当者が、「アジラのソリューション能力に高い評価を持っており、自動化や業務の効率化に貢献することを期待している」と話しています。また、岡三キャピタルパートナーズの担当者は「アジラのAIプロダクトに大きなポテンシャルを感じている」とコメントし、新たな資金調達が「優しいAI」の普及につながることを期待していると述べました。
アジラの木村大介社長も、「人に寄り添うAIを実現することが我々の使命です」と強調し、資金調達がその実現に近づく重要な一歩であると述べています。また、最高財務責任者の皆川芳輝氏は、過去3年間の成長を受けて、「ビジネスの加速が期待できる」と自信を見せました。
採用活動について
現在、アジラではITエンジニアやコーポレートスタッフなど、幅広い職種での採用を行っています。興味がある方は公式採用ページを訪れることが推奨されています。多様な人材を迎え入れることで、さらなる技術革新と事業拡大を図る計画です。
今後の展望
アジラの目指すところは、AI技術を駆使し、どんどん進化するビジネス環境に対応していくことです。今回の資金調達により、AI-OCR「ジジラ」などの製品がさらにアップグレードされ、製造業や医療、教育など、多くの分野で活用されることが期待されています。日本国内だけでなく、アジア全体においても「人を助けるAI技術」を展開していく意欲を示しています。
今後もアジラの動向に注目が必要です。
会社情報
- 会社名
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株式会社アジラ
- 住所
- 東京都町田市中町一丁目4-2
- 電話番号
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042-785-5091