ストレスと肌の関係、新たな発見:エクソソームが担う役割
株式会社シーボンは、長年肌と心の関係性を研究しており、今回、早稲田大学人間科学学術院健康福祉科学科の原太一教授との共同研究で、ストレスホルモンであるコルチゾールが肌に与える影響について新たな知見を得ました。
研究では、細胞間の情報伝達を担うエクソソームに着目。コルチゾールが表皮細胞から放出されるエクソソームに影響を与え、そのエクソソームが真皮細胞の機能に変化をもたらす可能性が明らかになりました。
コルチゾールとエクソソーム、そして真皮細胞
研究チームは、表皮細胞にコルチゾールを添加し、放出されるエクソソームの成分変化を調査しました。その結果、コルチゾールによってエクソソームの成分が変化し、それが真皮線維芽細胞の遺伝子発現に影響を与えることが確認されました。
これまでの研究では、コルチゾールが直接的に皮膚細胞に影響を与えることが知られていましたが、今回の研究成果は、コルチゾールがエクソソームを介して間接的に真皮細胞に影響を与える可能性を示唆しています。
将来の展望:美肌研究の新たな展開
この研究成果は、ストレスと肌の関係をより深く理解する上で重要な発見です。シーボンは、今後も研究を継続し、ストレスによる肌への影響を抑制する効果的なスキンケア製品や美容サービスの開発に繋げていく予定です。
シーボンの長年の研究から生まれた独自のビューティープログラムは、肌の美しさを追求するだけでなく、心の状態にも着目することで、より健康的な美しさを実現することを目指しています。