映画『こどもしょくどう』
2018-01-19 00:00:04

映画『こどもしょくどう』の音楽が話題のユニットCastle In The Airに決定

映画『こどもしょくどう』の音楽が話題のユニットCastle In The Airに決定



日向寺太郎監督の新作映画『こどもしょくどう』が、冬の公開に向け着々と準備を進めています。注目すべきは、その映画音楽を担当する音楽ユニット「Castle In The Air」です。このユニットは、ピアニストの谷川公子さんとギタリストの渡辺香津美さんから成り、彼らの独特な音楽性が作品にどのように生きるのかに期待が寄せられています。今回、日向寺監督とは2008年公開の名作『火垂るの墓』以来の再タッグとなります。

映画のテーマ



『こどもしょくどう』は、現代の日本社会における食事問題を子どもたちの視点から描いた作品です。食事をめぐる状況は、外見的には豊かに見える社会の裏に隠れたひずみを浮き彫りにします。特に、満足な食事をとることができない子どもたちの姿を丁寧に掘り下げ、観客に深い感動を与えることが期待されています。

この作品は2017年にクランクアップし、現在は編集が進行中です。楽曲の制作は2023年2月から3月の間に行われ、映画の完成は3月中を予定しています。

クラウドファンディングのスタート



また、Castle In The Airの参加に伴い、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」で映画音楽プロジェクトがスタートします。1月19日からは、映画制作費やサウンドトラックの制作に必要な資金を支援してもらうためのキャンペーンが始まります。このプロジェクトを通じ、少しでも多くの人々に『こどもしょくどう』とその背景である「子ども食堂」の重要性を知ってもらうことが目指されています。

日向寺監督の想い



日向寺監督は、「映画は感情を描くもの」と話し、そのために音楽がいかに大きな役割を果たすかを強調しています。特にCastle In The Airの音楽が、そのメロディーで観客の心に残ることを願っています。「『こどもしょくどう』の音楽も、聴くことで映画を思い起こせるような印象を残したい。」と、監督は支援者に対してお願いしています。

映画のストーリー



この映画の主人公、高野ユウトは小学5年生で、食堂を営む両親と妹と共に穏やかな日々を送っています。しかし、彼の幼馴染であるタカシは、母子家庭での生活に悩まされ、イジメを受けています。タカシの家はネグレクト状態であり、わずかな生活費すら母親が持ち去ってしまうのです。ユウトの家族は、そんなタカシを家に招き、温かい食事を振る舞っています。ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車上生活をしている姉妹のミチルとヒカルと出会います。この出会いが、ユウトやタカシ、さらにはミチルたちの運命を大きく変えることになります。

注目のキャストとスタッフ



『こどもしょくどう』には、藤本哉汰や鈴木梨央をはじめ、多彩なキャストが揃っており、視覚的にも楽しめる作品となっていることでしょう。監督のデビューからの評価は高く、これまでにも多くの賞を受賞しています。

音楽を担当するCastle In The Airの二人は、映像と音楽の調和を重視し、そのコラボレーションが作品にどのような色を加えるのかが楽しみです。実際に彼らが関わった音楽には、自然への深い理解が投影されています。

結論



映画『こどもしょくどう』は、社会的メッセージと感情の深みを併せ持つ、真剣に取り組まれた作品です。この映画の誕生を支えるクラウドファンディングにも皆さんの応援をお願いしたいですね。音楽と映像が融合したこの作品が、多くの人々の心を動かすことを期待しています。

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会社名
株式会社パル企画
住所
東京都台東区柳橋1-13-8 2階
電話番号
03-3847-3141

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