訪日外国人旅行者に
2014-09-30 14:18:30
グローバルブルーTFSが免税サービスを改善し訪日外国人旅行者を歓迎
グローバルブルーTFSが新たな免税書類発行サービスを開始
最近、グローバルブルーTFSは免税書類発行サービスの大幅な刷新を行い、より便利で迅速な免税手続きを提供することを発表しました。日本国内の主要な百貨店や量販店において、外国人旅行者向けの免税サービスを強化し、今後の訪日外国人旅行者の増加にも的確に応える体制を構築していきます。
新たに施行される税制改正に伴い、10月1日より免税対象品目が拡大されます。これには食品類や飲料類、薬品、化粧品その他の消耗品が含まれ、対象品目の幅が広がることによって、さらなる購入促進が期待されています。免税対象額も変更され、一店舗あたりでの1日総計は、5,000円以上50万円以下の条件が新設されました。
この改正により、免税申請手続きにおける自動化が進み、手作業によるエラーを減少させることができます。加えて、包材によって内容物が見えない商品の情報リストも自動で作成され、パスポート情報の管理も自動化されます。こうした自動化により、業務効率が向上するとともに、膨大なデータを集計し、分析やマーケティングの情報として活用できる環境が整います。
既存の免税書類発行サービスを利用者にとっても、改正に伴うルールの変更には迅速に対応され、新バージョンへのアップデートが適用されます。新たにサービスを導入する際には、Windows対応のパソコン、プリンター、パスポートリーダー、インターネット回線を整備すれば、最短1週間で利用を開始できるという迅速な導入が可能です。
初期費用は約10万円程度とリーズナブルで、サービス利用にかかる手数料は免税手続きの金額に応じて支払う形式となるため、導入のハードルも下がります。
グローバルブルーTFSの社長、清水克俊氏は、「新たな税制改正で免税対象が広がることにより、訪日外国人旅行者が増加し、より多くの小売店が免税手続きを経験できるようになることが期待される。新しいサービスは、これまでの手作業による煩雑さを解消し、処理時間を約1/5に短縮することで、多くのメリットをもたらす」とコメントしました。今後1年間で約1,000店舗への導入を目指しています。
グローバルブルーは、今後のサービス向上のため、各種展示会への出展も予定しており、実際のサービスの利便性を体感してもらう機会を設けることも進めています。具体的には、10月2日から3日にかけて開催される「ジャパンインバウンドエキスポ」、10月21日にはICSC主催の「アウトレットアジア大会大阪」、さらには2024年の「リテールテックJAPAN」などに参加し、自社の最新技術やサービスの魅力を広くアピールしていく計画です。
総じて、グローバルブルーTFSによる免税書類発行サービスの刷新は、訪日外国人旅行者にとっての利便性を一層引き上げ、小売店に新たなビジネスチャンスを提供する重要なステップとなります。このような取り組みを通して、世界中から集まる旅行者が日本でのショッピングをより快適に楽しむことができる未来を目指しています。
会社情報
- 会社名
-
グローバルブルー ティエフエスジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区外神田4-5-4亀松ビル7 階
- 電話番号
-
03-6386-5650