笑み咲か達磨登場
2025-09-03 11:28:11

インクルーシブブランドirotoaが贈る新たな縁起物「笑み咲か達磨」

インクルーシブブランドの新作「笑み咲か達磨」



インクルーシブカルチャーブランドirotoa(イロトア)が新作のラインナップとして、愛らしく色鮮やかな縁起物「笑み咲か達磨」を発表しました。この作品は、クラフトブランド「feliĉa(ふぇりーちゃ)」の主宰者である石井みゆきさんが制作した特別な逸品です。高崎だるまの伝統を基盤にしつつ、現代的なデザインを取り入れ、福祉の現場と協力することで生まれたこの達磨は、原宿を拠点に新しい縁起文化を広めようとしています。

笑み咲か達磨の魅力



「笑み咲か達磨」という名前には、「見る人の笑顔が花開くように」という願いがこめられています。そして、この達磨は群馬県高崎市の職人によって手作りされた本格的な品。色とりどりの和紙、布、ビーズ、金箔などが使用されており、石井さんの感性により一つひとつ丁寧に装飾されています。同じデザインは二つと存在せず、持つ人の個性や想いを表現する一点ものです。

ころんとしたフォルムに、ほんのり赤みを帯びたほっぺ、やさしい口元。この可愛らしい表情はすべて手描きで仕上げられ、仕上げには透明ニスが塗られています。光を受けて艶やかに輝く美しい姿は、心を癒す存在です。

制作の舞台裏



制作工程の裏側にも触れてみましょう。石井さんのアトリエには、全国から集めた和紙や布地が整然と収納されています。初めに高崎だるま職人から届いた素地を手にし、その日のテーマに応じて色の選択を行います。「今日は春らしく」「今日は力強く」「今日は多様性を表す色で」と、空気や想いが色選びに反映されるのです。

そして、選ばれた柄紙はパーツごとにカットされ、水を含ませて貼り込みます。気泡を入れないために、刷毛で数回軽く撫でながら作業を進めます。このプロセスには集中力が求められます。

全体のバランスを見極めながら微修正を行い、艶出しのニスで仕上げることで耐久性と発色が保たれます。「紙を貼り込み、筆で表情を描く全過程が一点ものの証です」と石井さんは語ります。

福祉とのつながり



笑み咲か達磨の装飾には、障害者の就労支援事業所が制作した和紙や布も使用されています。これにより、素材調達の段階から就労の機会を提供し、販売の際には福祉の現場へ還元される仕組みが実現しています。

ある日、和紙を提供してくれた施設の利用者から届いた手紙には「私の作った紙が、誰かの幸せを呼ぶ達磨になるのが嬉しい」という嬉しい思いが込められていました。石井さんは「この瞬間がものづくりの力である」と感じているそうです。

様々なシーンでの活用



笑み咲か達磨は、さまざまな季節や用途に合わせた色を選べる点も魅力です。春には花柄や淡色の達磨が結婚祝いや出産祝いに、夏には涼しげな青や緑が開店祝いに人気を博します。また、秋には落ち着いた金箔柄が長寿祝いに、冬には正月飾りとしての赤や金のビビッドなカラーが喜ばれます。

石井みゆきとirotoaの出会い



石井さんがirotoaに関わるきっかけとなったのは、ブランドの理念「表現活動と就労機会をつなぐ」に深く共感したからでした。石井さんは「私の作品が人々の笑顔と就労の両方に貢献できる未来を築けるなら、ぜひ挑戦したい」との想いを抱き、irotoanistaとしての活動を決意しました。

ワークショップ情報



「笑み咲か達磨」の制作背景や所作を体験できるワークショップが原宿のirotoaコラボレーションストアで予定されています。絵付けや目入れなどの工程を講師の指導のもと体験することができ、詳細は公式サイトやSNSで発表される予定です。

販売情報



  • - 商品名:笑み咲か達磨(えみさかだるま)
  • - 発売日:2025年9月1日
  • - 販売場所:irotoaコラボレーションストア(東京都渋谷区神宮前3-21-16)
  • - 価格:11,000円(税込)※各一点もの

  • - アクセス:
- 原宿駅(JR山手線)竹下口改札出口より徒歩8分
- 明治神宮前駅(東京メトロ)5番出口より徒歩4分

この新たな縁起物、笑み咲か達磨が多くの人に笑顔を届けることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社太洋光芒
住所
神奈川県横浜市南区六ッ川1-855-2グレイスヒルズ横浜3階
電話番号
045-309-7611

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