外国人支援ワークショップ
2024-12-04 14:50:16

外国人支援を考える災害時ワークショップが茨木市で開催!

災害時にどうやって外国人を支援できるかを考えるワークショップが、2024年12月14日土曜日に茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」で行われます。この取り組みは、追手門学院大学の学生たちが能登半島地震を通じて体験した外国人支援の必要性から生まれました。大学では、主体的な学びを促進する「WIL(Work-Is-Learning)」という学修スタイルを推進しており、今回の企画もその一環です。

能登半島地震が引き金になり、石川県内の外国人や観光客が受けた困難が明らかになりました。災害時に言語や文化、宗教の違いから支援が難しくなることが課題として浮かび上がったのです。これを受けて、国際学部の学生たちは、「共助」を重視し、災害時に外国人がどのように支援されるべきかを考え、企画を進めてきました。

特に注力するのは、地域住民との協働です。現在、茨木市には約5,000人の外国人が住んでおり、その数は増加しています。このため、地域での支え合いを通じて、災害が発生した際に直面する問題を解決する知識と、相互理解を深めることが重要です。ワークショップでは、具体的な課題を理解し合うことを目指し、文化や宗教の違いを学ぶセッションが設けられます。

さらに、学生が実施した「災害時体験談アンケート」の結果も発表され、茨木市内の避難所の紹介や世界各国の防災パンフレットを使ったハンドサインやサイレンの違いについての紹介も行われます。多様な視点から支援について考えるために、留学生たちも参加し、地域住民と直接交流しながらより深い理解を得る機会を提供します。

このイベントは無料で開催され、参加は先着30名限定です。事前予約は不要で、当日は皆さんが気軽に参加できる環境が提供されます。このような取り組みを通じて、地域の外国人支援の必要性を見つめ直し、あらゆる人々が互いに支え合える社会の構築が進むことを期待されています。

災害がいつ起こるかわからないこの時代において、地域の力を結集し、外国人住民を含む多様なコミュニティが一緒になって助け合うための準備を進めることは非常に意義深いことです。この機会にぜひ、茨木市でのワークショップに参加し、地域と共に災害時の支援について考えてみましょう。


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会社情報

会社名
学校法人追手門学院
住所
大阪府茨木市西安威2丁目1-15登記上本店:大阪市中央区大手前1丁目3-20
電話番号
072-641-9590

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