全自動ドローンサービス
2017-09-15 10:00:31

全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX」が仙台で商用サービスを開始

全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX」が新たな時代を切り開く



ドローン技術の進化が私たちの生活やビジネスを変革しつつある中、H3 Dynamics社が提供する全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX」が、商用サービスを開始すると発表しました。この革新的なシステムは、人手を介さずに様々な業務を見事にこなすことが可能で、特に設備点検や工場巡回などの効率化が期待されています。

DRONEBOXサービスの概要


「DRONEBOX」は、ドローン本体に加え、自動離着陸と充電を行う基地が一体となったシステムです。このシステムは、あらかじめ設定されたルートに沿って自動で飛行し、監視カメラやセンサーで画像や映像を撮影します。これにより、現地に人が行かなくても業務を自動的に遂行することができるのです。また、リアルタイムの映像コミュニケーションや画像認識サービスと組み合わせれば、さらに広範囲な業務に対応できます。

特に注目すべきは、DRONEBOXに内蔵されているコンピュータが取得したデータの一次処理を行い、クラウドと連携して高度な情報解析を実現する点です。これにより、現場のニーズに応じたデータを素早く取得し、即時的な意思決定が可能になります。

様々な業務への適用


DRONEBOXは、以下のような特徴を持っています。
  • - 自動離着陸、充電、自動データリンクが可能な基地を搭載。
  • - 設定されたルートやスケジュールに基づいて定期的に自動で飛行。
  • - 多様なビジネスニーズへの柔軟な対応が可能なアプリケーションとの組み合わせができる。

このため、例えば災害時の早期確認や点検業務においても、その効果を最大限に発揮することが期待されます。

料金プランと試験飛行について


全自動運用ドローン「DRONEBOX」には、基本月額利用料が70万円からという料金プランが設けられていますが、実際の費用は選ぶドローン機体や搭載カメラ、センサーの種類、設置環境に応じて異なるとのことです。

また、仙台市においてDRONEBOXの試験飛行が行われ、基本機能である自動離着陸や自動充電の検証が行われる予定です。この試験には、実際の現場での応用が視野に入れられています。

企業のビジョン


「DRONEBOX」を開発したブイキューブロボティクスは、2015年に設立され以降、ドローンと映像コミュニケーション技術を融合させたソリューション事業に取り組んできました。彼らは、専門技術を持たない人でも簡単にドローンを扱い、遠隔地での管理やコミュニケーションを可能にすることを目指しています。

H3 Dynamics社は、ドローンシステムと結びついたさまざまなIoT技術を駆使して、未来の産業を変革することを目指しています。シンガポールに本社を置く同社は、アメリカやヨーロッパにも拠点を持ち、その成長は留まるところを知りません。これから、「DRONEBOX」がどのように業界に影響を与えるのか、非常に興味深いところです。

この全自動運用ドローンシステムが私たちのビジネスの風景をどのように変えていくのか、今後も目が離せません。詳細については、公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社センシンロボティクス
住所
東京都品川区大井一丁目28番1号住友不動産大井町駅前ビル4階
電話番号

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