株式会社TimeTreeが韓国に海外拠点「TimeTree Korea」を設立

TimeTree、韓国で初の海外法人設立

株式会社TimeTreeは、2025年1月8日、韓国に現地法人「TimeTree Korea」を設立したと発表しました。この新しい拠点は、TimeTreeの代表取締役CSOである朴且鎮（パク・チャジン）が率いることになり、会社のさらなる国際展開を視野に入れた事業運営が行われます。

TimeTreeの背景と事業内容

TimeTreeは2015年にサービスを開始したカレンダーシェアアプリであり、「時間管理」という普遍的な課題に対する解決策を提供しています。アプリは「共有とコミュニケーション」を中心に展開され、すでに13言語、200カ国以上で利用されるまでになりました。登録ユーザー数は6000万人を超え、その半数以上が海外ユーザーとなっています。

このアプリの特長は、家族や恋人、同僚などの小グループで簡単に予定を共有できる「共有カレンダー」機能です。さらに、2024年4月には新たに「公開カレンダー」というイベント情報の受発信が可能なプラットフォームを導入し、さまざまな業界での利用が進んでいます。特にエンターテインメントやEC、地方自治体において、導入事例が増えていることも注目されています。

韓国でのビジネス展開の意義

韓国は、TimeTreeの海外ユーザーの中でも、リリース当初から現地言語に対応しており、多くのユーザーが利用しています。最近では特にカップル間での利用が増加しています。このため、現地法人の設立により、パートナーシップの強化や多様なビジネスモデルの構築を狙っているのです。

今後は、韓国の大手モバイル広告ネットワーク「tnkファクトリー」と提携し、TimeTree Adsの現地マーケティングを進めると共に、韓国代表のエンターテイメント産業であるK-POPとのコラボレーションなども視野に入れています。

朴且鎮のビジョン

朴は「韓国は質の高いコンテンツが揃っており、ユーザーが求めるサービスの基準も高い。TimeTree Koreaは、グローバル展開の重要な拠点となるだろう」と強調しています。K-POPやK-Cultureとの連携を通じて、TimeTreeのビジネスをさらに広げる方針です。

TimeTree Koreaの概要

TimeTree Koreaの基本情報は以下の通りです。

- 社名：TimeTree Korea
- 設立日：2025年1月8日
- 資本金：3千万円
- 所在地：韓国、ソウル特別市江南区
- 代表者：朴且鎮

時間管理の新しい形、「TimeTree」

「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを重視したカレンダーアプリで、ユーザーが複数の予定を簡単に共有できる仕組みを提供しています。このアプリによって、家族や友人、職場でのコミュニケーションが円滑に行われることを目指しています。今後の展開が期待されるTimeTree Koreaがどのように時間管理の新しいスタンダードを築くのか、注目が集まります。