首都圏に向けた新たな地震対策地図『帰宅支援マップ』発売決定！

迫る地震の脅威に立ち向かうための地図

日本全国どこでも地震が発生する可能性が高まる中、特に首都圏においては地震対策が急務となっています。株式会社昭文社ホールディングスは、2025年2月14日に新たな『帰宅支援マップ首都圏版』を発売することを発表しました。この地図は、2005年の初版以来、累計130万部以上を売り上げた人気商品であり、地震発生に備える具体的な手引きとして多くの人々に利用されています。

地震リスクの現状

国の地震調査研究推進本部によると、首都直下地震の発生確率は今後30年で70％、南海トラフ地震の可能性は80％に上ると言われています。こうした背景を受けて、地震に備えるための具体的な対策が求められています。昨夏の宮崎県沖での地震事件では、多くの人が帰省や行事に影響を受け、どう行動すべきか迷う場面がありました。本地図は、そんな不安を解消すべく、安全な帰宅方法や、動くべきタイミング、徒歩帰宅時のヒントを具体的に示します。

『帰宅支援マップ』の魅力

この新しいマップは、首都圏の主要なエリア（池袋、新宿、品川など）を統一縮尺1:15,000で詳細に収録しています。それだけでなく、都心からの帰宅に向けた13の支援ルートも掲載されており、実踏調査を経て安全性を確認したルートを記載しています。特に、帰宅支援ルート図は、都心方向が下向きに表示されるようデザインされており、直感的に視覚的に理解しやすくなっています。さらに、歩行困難度を3段階で示した主要道路の安全情報や、避難所やトイレ情報も豊富に含まれています。