グロービス経営大学院が未来のリーダーを称える
2023年7月5日と6日の二日間、茨城県水戸市の水戸市民会館グロービスホールで、グロービス経営大学院が第21回「グロービス アルムナイ・アワード」の授賞式を開催しました。このイベントは「明日を語る会議」、通称「あすか会議2025」と銘打たれたもので、約1,200名の参加者が集まりました。
アワードの目的と受賞者
glassステップの一環としてこの賞は、創造・変革・ソーシャルの三つの部門から各々の優れた業績を持つ卒業生を表彰しています。受賞者は、自らの業務を通じて社会に対する価値を高め、リーダーシップを発揮している方々です。
受賞者一覧
- 井坂 友之 氏(2023年卒業、コインチェック株式会社)
- 久保 彩 氏(2017年卒業、株式会社フライヤー)
- 河合 辰信 氏(2018年卒業、有楽製菓株式会社)
- 原 雄介 氏(2013年卒業、株式会社デンソー)
- 千代崎 透我 氏(2017年卒業、アクセンチュア株式会社)
この受賞式は、ただ名誉を受ける場ではなく、業界の多様なリーダーたちが集まり、自らの経験や知識を分かち合う重要な機会でもあります。
アワード受賞の詳細
創造部門の受賞理由
井坂氏は、コインチェックでのマーケティング施策を通じて、社内の意思疎通を円滑にし、経営判断の効率化を実現しました。彼のリーダーシップにより、事業ポートフォリオの再編も成功を収めており、アメリカ市場への上場を見据えた組織構築に尽力しています。
久保氏は、株式会社フライヤーにて、新規事業としての読書コミュニティや講座を推進し、その急成長を実現しました。彼女のリーダーとしての姿勢が、同社の業績を大きく引き上げています。
変革部門の受賞理由
河合氏は、有楽製菓の代表として、駄菓子業界をリブランディングし、「ブラックサンダー」をはじめとする商品戦略を大きく変革しました。また、地域経済の活性化に貢献するプロジェクトも推進しました。
原氏は、デンソーにおいて人事戦略の強化や組織文化の変革に取り組み、社員エンゲージメントの向上を実現しました。彼の取り組みは、社員にとって魅力的な職場を作ることに貢献しています。
ソーシャル部門の受賞理由
千代崎氏は、アクセンチュアにて障害者雇用に対する取り組みを強化し、全国にサテライトを展開することで、インクルーシブな職場環境を整備しました。彼の姿勢は、企業の社会的責任を果たす重要な要素となっています。
「あすか会議」とは
「あすか会議」は、グロービス経営大学院の教育理念に基づき、各業界のリーダーと学生が集いネットワークを築くための場です。このようなカンファレンスは、参加者同士の学びと成長を促進します。
グロービス経営大学院の教育理念「能力開発」「志」「人的ネットワーク」の育成を目指す取り組みは、今後も続いていくことでしょう。
このような形で表彰された未来のリーダーたちは、今後の社会で新たな創造や変革を担っていくことでしょう。