台湾人向けの新たな試み: 羽田空港アンバサダー企画
2023年6月21日、台湾を拠点とする訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」が、台湾人の訪日観光を促進するための新しいキャンペーン『羽田空港アンバサダー』を発表しました。本企画は、羽田空港の魅力を広めることを目的とし、台湾人向けの情報提供を行うことを狙いとしています。
キャンペーンの目的と背景
羽田空港は、アクセス面や免税店、商業ゾーン「江戸小路」などの強みを持つ一方で、台湾からの訪日客に対する認知度の向上が求められていました。特に、「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」は月間200万のユニークユーザーを誇る人気サイトであり、その訪問者の多くが台湾人ということから、より多くの台湾人観光客に羽田空港を利用してもらうことが期待されています。
このキャンペーンでは、台湾人によるアンバサダーを募り、彼ら自身のSNSを通じて羽田空港やその周辺観光地の魅力を発信してもらうことが目的です。選ばれたアンバサダーは、東京国際空港ターミナル株式会社との食事会などに参加する特権も与えられ、空港の雰囲気を体感します。
アンバサダー応募の条件
- - 応募期間: 2023年6月21日から7月22日
- - 特典: 台北-羽田往復航空券と東京での2泊3日のホテル宿泊を4組8名にプレゼント
- - 活動内容: SNSでの羽田空港や関東近郊の紹介
- - 選考発表: 2023年7月31日
- - ツアー日程: 2023年10月16日から10月18日
台湾からの訪日客の増加に期待
キャンペーンは、今後の台湾人訪日客の増加を目指すもので、毎年34万人が羽田空港を利用することを見込んでいます。特に、台湾 - 日本間のいくつかの利便性向上や、チャイナエアラインとの提携により、観光客数が増加することが期待されています。土井勝二社長は会見で、「この取組を通じて、羽田空港の利用促進につなげたい」とコメントを残しています。
楽しむ訪日観光の未来
左からジーリーメディアグループ社長の吉田皓一氏、東京国際空港ターミナル常務取締役の國分博人氏、チャイナエアラインの王洋紳氏が登壇し、台湾人訪日観光の重要性について語りました。今後も、観光コンテンツの発信を進め、台湾人旅行者を「ファン」にすることで旅行のリピーター化が進められるでしょう。
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」は、台湾・香港向けの観光情報発信に力を入れており、観光客の興味を引くために様々なイベントやキャンペーンを展開しています。今後の展開にも注目です。