日本のものづくりを体感できる新たなオンラインストア「REALJAPAN trip」がオープン

日本のものづくりをオンラインで体験できる「REALJAPAN trip」

日本の伝統的な工芸やものづくりの体験を容易に楽しむことができるオンラインストア「REALJAPAN trip」が9月18日にオープンします。この新しいプラットフォームでは、オンラインで予約が可能で、決済も事前に済ませることで、スムーズに体験を楽しむことができます。

REALJAPAN tripの魅力

このサイトでは、普段はなかなか体験できない貴重なものづくりのプロセスを直接体感できるイベントが揃っています。職人が行う下準備や仕上げの工程に触れることで、その作品に込められた職人の思いを理解できる機会が得られるのです。また、自分の手で道具を作る贅沢な体験ができることも特徴です。これにより、訪れる人々はものづくりの背景に隠されたストーリーや情熱を感じることができます。

地域活性化を目的としたこのプラットフォームは、各地の工房に足を運び、地域の魅力や産業を学ぶことを促進します。現在登録されている体験は11種類ですが、来年の2014年8月には100種類以上の体験が予定されているとのことです。

体験できる具体的な内容

1. 小物すだれ製作体験（東京都：田中製簾所）

のり巻き用の簾を自分の手で作る体験です。職人が使う道具を用いて、実際の作業の流れを学びます。

2. 天然藍染め体験（東京都：壺草苑）

ほとんど行われていない天然の藍染めを体験できます。時間をかけた自然発酵で作られた染液を使った、贅沢な体験です。

3. 宙吹きガラス体験（山口県：萩ガラス工房）

1500℃で溶解された硬質ガラスを使用し、通常では体験できない職人の技術が学べます。

4. 手縫いレザー体験（大阪府：KAKURA）

KAKURAならではの手縫い技術を学びながら、自宅でもきれいに仕上げられるスキルを手に入れられます。

5. 棕櫚たわしづくり体験（和歌山県：山本勝之助商店）

たわしの製作に必要な道具や技法を伝承する、貴重な体験が可能です。

会社概要

「REALJAPAN trip」を運営する株式会社リアルジャパンプロジェクトは、伝統文化から生まれたこだわりの品を様々な視点で販路を開拓する企業です。地域のものづくりを支援し、地域産業の活性化を目指しています。既存のショップやイベントを通じて、様々な商品を体験できる機会を提供するほか、クライアントの事業戦略に対してもサポートを行っています。

本社は東京都渋谷区に位置し、2011年4月に設立され、代表取締役は河内宏仁氏です。

これからの日本のものづくりの文化を、次世代へとつなげるための新しいサービスに期待が高まります。