金田涼子の個展「A Change of Scenery」がロサンゼルスで開催へ

金田涼子の個展「A Change of Scenery」がロサンゼルスで開催

アーティスト金田涼子による待望の個展「A Change of Scenery」が、2024年11月2日から12月7日までアメリカ・ロサンゼルスのCorey Helford Galleryで開催されます。本展は、今年の成功を締めくくる重要な一歩であり、多くの新作が展示される予定です。

2024年は金田にとって飛躍の年となりました。フランクミュラーとのコラボレーションウォッチを発表し、さらにタイ・バンコクでの展覧会を成功裏に終えました。今回の個展では、大自然の美しさとその中に息づく小さな生命をテーマにした新作《いかづちの轟き》（英題“Echoes Of Lightning”）をはじめ、見ごたえのある多くの作品が披露される予定です。

新作と作品テーマ

金田自身が述べているように、本展では自然の持つ荒々しさと静けさ、その中に潜む美しさを表現しています。彼女の作品には、サイズや形が異なるキャラクターたちが登場し、自然現象やそれらから感じる記憶、気配などの目に見えないものたちを具現化しています。このようにして彼女は、自然の存在を新しい形で観客に提示しています。

日本の伝統的な文化や自然観を基に、金田は自然に宿る神々や霊的存在を彼女の特徴的なキャラクターたちを通じて表現しており、例えば雷鳴や富士山の壮大さ、あるいは道端の小さな花々にも神秘的な存在を感じ取ることができる、そう彼女は信じています。

展覧会では、他にも新作として《朝と夕》（英題“Morning and Evening”）、《彩雲》（英題“Iridescent Clouds”）、さらには《何かがいる-ポピー-》（英題“There is something ‘Poppy’”）なども紹介される予定です。これらの作品は、彼女の技術と感受性を通じて自然の多様性を感じさせてくれることでしょう。

開催情報

- 展覧会名: 金田涼子個展「A Change of Scenery」
- 会期: 2024年11月2日(土)から12月7日(土)まで
- 会場: Corey Helford Gallery, ロサンゼルス

この個展は、金田の作品を新たな視点から楽しむ絶好のチャンスです。金田涼子は、HRD ART株式会社と契約を結んでおり、その支援を受けながら、アジア圏を中心にしたアート市場での展開を図っています。彼女の個展は、文化の架け橋としての役割を果たし、国際的な観客に向けて日本のアートを発信する機会にもなっています。

金田涼子のプロフィール

金田涼子は1991年に茨城県で生まれ、2014年に横浜美術大学を卒業しました。彼女は人知を超えた存在をサイズや形が異なるキャラクターとして描くことを得意とし、日本の土着的な文化や日常に潜む感覚をテーマに作品を制作しています。これまでにも多くの個展を行い、その活動は国内外で注目を集めています。また、彼女の今後の活動にも期待が高まります。

金田涼子の個展「A Change of Scenery」は、自然とアートの融合を観客に提供し、感動を呼び起こすことでしょう。ぜひこの機会をお見逃しなく。