国内初！HubSpot専用帳票アプリ「RepoEasy」がビジネスを変革

株式会社100（ハンドレッド）は、HubSpotの導入と運用を支援する中で、新たな帳票作成アプリ「RepoEasy」を開発しました。このアプリは、国内におけるHubSpot専用の帳票ソリューションとしては初となり、営業活動のバックオフィス業務を大幅に効率化することを目指しています。2024年12月16日に正式リリースされた「RepoEasy」は、HubSpot内のCRMデータを活用して、様々なオリジナル帳票を迅速に発行できるのが特徴です。

開発の背景と課題

日本国内でのHubSpotの導入は年々増加していますが、見積書や請求書といった帳票作成機能には課題が残っていました。主にグローバル基準のフォーマットが使われており、日本特有の商習慣や法規制には対応しきれていないため、多くの企業が帳票作成において手間を感じていたのです。具体的には、以下の問題が顕在化していました。

- 日本独特の帳票要件への未対応：請求書番号や支払条件など、日本市場独自の要素に対する柔軟性が欠けていました。
- 独自フォーマットの必要性：既存のテンプレートでは十分に対応できない企業が多く、独自のフォーマットが求められていました。
- データ移行の手間：HubSpotから他のシステムへのデータ移行が必要で、時間と手間がかかっていました。

「RepoEasy」は、こうした課題を乗り越え、HubSpotの機能を強化することによって、企業の業務効率を大幅に向上させることを目的としています。

独自の機能

1. 法規制への柔軟な対応

「RepoEasy」は、日本の法規制や商習慣に対応した帳票作成を実現しています。見積書や請求書に求められる具体的な要件を考慮し、柔軟なフォーマットデザインを可能にしました。これにより、企業は正確で迅速な帳票発行が可能になります。

2. 高度なカスタマイズ

さまざまな帳票ニーズに応えるため、カスタマイズ機能も充実。HubSpot内のデータを活用し、自社の業務フローに最適化された帳票を簡単に作成することができます。これにより、営業部門やマーケティング部門は業務の効率化を図れます。

3. 自動化機能

HubSpotのデータをシームレスに活用し、帳票作成プロセスを自動化することも可能です。これにより、作業の手間を削減し、時間を有効に活用できます。複雑なデータを手作業で入力する必要がなくなるため、ミスも減少します。

実際の活用シーン

営業部門

営業部門では、取引オブジェクトのデータをもとに、HubSpotからワンクリックで見積書や請求書を簡単に作成することが可能です。手作業が不要になり、スピーディな対応が実現します。

マーケティング部門

マーケティング部門では、取引データを基にキャンペーン結果や契約進捗レポートを自動生成することで、タイムリーな情報共有が可能となります。

ロジスティクス部門

HubSpotの取引情報を使って、輸出入業務に必要な通関書類を簡単に生成できます。このことで業務の効率化とミスの削減が期待されます。

企業の強みと今後の展望

「RepoEasy」は、株式会社100、株式会社Scalehack、株式会社オプロの3社が力を合わせて開発した製品です。各社の強みを結集して、より柔軟で利便性の高い帳票ソリューションを提供します。このアプリは2025年1月からはHubSpot App Marketplaceにて提供が開始され、利用者のニーズに応じた機能を順次追加していく予定です。

日本のビジネス環境に特化した「RepoEasy」は、営業業務の効率化を進め、HubSpotの真の価値を引き出すツールとして、多くの企業に貢献していくことでしょう。