美容業界で注目の美資格『日本化粧品検定』受験者数が15000人を突破

日本化粧品検定、ついに受験者数15000人を突破

近年、美容業界の注目を集めている資格の一つ、『日本化粧品検定』。この検定は、ただの美容知識を超え、成分分析や安全性、さらに法律にまで触れた広範な知識を提供します。2015年3月時点で、受験者数は15000人を超え、その人気は日々増しています。

業界での高い導入率

特に興味深いのは、受験者の大多数が化粧品や美容関連の職業に従事している点です。この業界の受験者は約80%を占めており、資格が業界内でもどれほど重視されているかを示しています。多くの企業がこの資格を導入する理由は、情報の質と業務に役立つ知識が得られる点にあります。

企業にとっての魅力はコストパフォーマンスの良さです。自社で研修を行うよりも、幅広い知識を得られるこの資格を採用することで、人材育成にかかるコストを削減し、時間の短縮も可能になります。実際、株式会社三越伊勢丹ヒューマン･ソリューションズやイオンリテール株式会社など、大手企業でもすでに導入が進んでいるのです。

受験のメリット

日本化粧品検定は、専門的な知識を証明するだけでなく、化粧品選びに必要な審美眼を養う役割も果たします。そのため、コーセーコスメポートや株式会社ジャパンゲートウェイといった企業でも、社員が積極的に受験しています。また、通信販売業界でも、商品知識が顧客とのコミュニケーションにおいて強力な武器となるため、急増者が見られる状況です。

さらに、サロン業界でもこの資格の取得が注目されています。美粧堂や美容協同組合といった企業が検定を導入することで、スタッフの知識向上を図っています。また、求人サイト『リジョブ』に美キャリアに役立つ資格辞典として掲載されるなど、就職を目指す方にとっても有用な資格となっています。

メディアや学生からの人気

この検定は、単に受験するだけでなく、しっかりと知識を得ることを目的として多くのメディアやSNSでも取り上げられています。アンミカさんやメイクアップアーティストの山本浩未さんなどの著名人も受験しており、その影響で認知度はさらに上がっています。

加えて、東京農業大学では校内試験が開始され、化粧品業界を志望する学生の関心も高まっています。学生からの注目が集まることで、受験者数は驚異的なペースで増加中です。特に就職活動を控える学生にとって、この資格は非常に魅力的なものとなっています。

検定試験の詳細

次回の『日本化粧品検定』は2015年5月24日に実施されます。試験は全国の主要都市で受けることができ、受験料は1級が12,000円、2級が6,000円と設定されています。また、合格者には認定証が発行され、1級合格者は「コスメコンシェルジュ®」の資格も得られます。

詳しくは公式サイトで確認できます。\日本化粧品検定公式サイト\