株式会社森未来、役員の増強で新たな経営体制を発表

株式会社森未来、経営体制の強化を発表

東京都港区に本社を構える株式会社森未来は、4月28日に新たに執行役員2名と社外取締役1名を迎え入れ、経営体制を一新しました。これまでは、代表取締役の浅野純平氏と社外取締役の鳥潟幸志氏の2名で経営を行っていましたが、今後のIPOを見越し、急速な業務執行を実現するための改革を図ることにしました。

新しい経営体制の特徴

新たに取締役COOに就任した吉田京平氏は、これまでも同社の事業統括として現場での指揮を執ってきました。今後は、取締役として企業の成長を強力に支持する役割を果たします。また、執行役員CAO/CFOには、金融機関で培った経験を持つ山北絵美氏が任命されました。山北氏は、財務戦略やガバナンスの強化を担当し、会社の財務健全性を確保する責任を果たします。さらに、社外取締役として迎えられる吉田宏明氏は、投資の専門家として環境関連企業にも精通しています。

この新体制により、迅速な意思決定と事業遂行が可能となり、社内各部門での連携が強化されることで、さらなる業務効率の向上が期待されています。

新任役員の紹介

吉田京平（取締役 COO）

長岡技術科学大学院を卒業した吉田氏は、IT業界で経験を積んだ後、2015年に株式会社EPARKでコンテンツ部門の統括を担当。2020年に森未来に入社し、木材・森林業界でもその先見性を活かしてきました。彼は、木々や森に対する情熱を持ちながら、持続可能な成長を追求する意欲を示しています。

山北絵美（執行役員 CAO/CFO）

京都大学農学部を卒業後、三井住友銀行で12年間勤めてきた山北氏は、サステナビリティと環境問題に対する深い理解を持っています。彼女は、金融の知識を活かし、次世代への持続可能な森林の実現に貢献することを目指しています。

吉田宏明（社外取締役）

早稲田大学商学部卒の吉田氏は、環境関連の企業でキャリアを積んできました。JPインベストメント株式会社での投資経験を基に、森未来の成長を支えることで、持続可能な社会の実現に向けた力強いサポートを行います。

新体制にかける思い

吉田氏は、「木材・森林業界での仕事のやりがいと可能性に強く惹かれています。知識と情熱をもって、森未来のさらなる成長を提供できるよう尽力したい」と意気込みを述べました。また、山北氏も「金融の知識を業界へ活かし、持続可能な形で成長できるよう架け橋になりたい」と言っています。吉田宏明氏も「持続可能な森林を作り、次世代へ循環させる使命を全うしていきたい」と力強く語っています。