大分での快挙!安心院ワインがDWWAで銀賞を受賞
大分県宇佐市に拠点を持つ三和酒類株式会社が、新たな快挙を達成しました。運営する安心院葡萄酒工房が製造した「安心院スパークリングワイン2022」と「安心院ワイン シャルドネ イモリ谷2022」が、世界最大級のワイン品評会「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2024」で見事銀賞を受賞しました。さらに、『安心院ワイン 諸矢 甲州2023』も銅賞を手にしました。
DWWAとは?
デキャンタ・ワールド・ワイン・アワードは、イギリスの著名なワイン専門誌『デキャンタ』が主催するワインコンペティションで、2004年から開催されています。今年、2024年で21回目を迎えたDWWAには、57カ国から過去最高の18,143品のワインがエントリーされ、その審査は国際的に信頼されています。特に、金賞以上を獲得することが難しいことで知られています。
受賞したワインの特徴
安心院スパークリングワイン2022
このワインは、大分県安心院町産のシャルドネを使用し、瓶内2次発酵によって製造されています。その結果、きめ細やかな泡立ちと、爽やかで活き活きとした上質な果実感が特徴です。DWWAでは、日本のスパークリングワインの中で最高得点の90点を獲得し、見事銀賞を手にしました。
- - アルコール度数: 11%
- - 希望小売価格: 3,851円(税込)
安心院ワイン シャルドネ イモリ谷2022
こちらは、イモリ谷で生産されたぶどうを使用し、樽発酵および樽貯蔵を経て仕上げられました。柑橘系やハーブの香りに、キレのある酸味と豊かなミネラル感が調和しています。
- - アルコール度数: 12.5%
- - 希望小売価格: 3,620円(税込)
地元生産者への感謝
安心院葡萄酒工房の工房長である古屋浩二氏は、ワインの品質向上に力を入れ、地元のぶどう生産者との協力によって成果を上げていることを強調しています。彼は「今回の受賞は、私たちの努力と、地元の生産者の力によるもの」と述べています。また、日本のワインが国際的に認められることは、訪日外国人にも日本のワインの魅力を知ってもらう良い機会になると期待しています。
これからの取り組み
三和酒類株式会社は、この受賞を機に独自のぶどう品種の栽培や醸造技術の研究を進め、地域に根ざした愛されるワインづくりを続けていくことを目指しています。これからの展開にも大いに期待が寄せられます。
安心院葡萄酒工房の紹介
安心院葡萄酒工房は、大分県宇佐市安心院町に位置し、1971年からワインの醸造を行っています。この地域の特性を活かし、高品質のぶどうを使用した芳醇なワインを生み出しています。工房内では、見学や試飲が可能で、訪れる人々に上質なワインの世界を楽しんでもらうことができます。
公式ウェブサイト
安心院葡萄酒工房
日本のワイン業界が進化を遂げ続ける中、安心院ワインの成長や新たな挑戦から目が離せません。