サステナブルマスク
2020-04-28 13:00:04

岡山から全国へ!青木被服のサステナブルデニムマスク

岡山から全国へ!青木被服のサステナブルデニムマスク



岡山県井原市に本社を構える青木被服株式会社は、60年にわたるデニム縫製の技術を駆使し、新型コロナウイルスの影響によるマスク不足に応える形でサステナブルなデニムマスクの製造を開始しました。新たな社会的ニーズに応えるため、同社は3月からこのマスクの生産に取り組み、中国銀行の提案を受け、銀行の窓口担当者が積極的に着用したことから全国的な反響を呼び起こしました。

全国販売開始の背景


当初、青木被服は地元岡山県内だけの販売を考えていましたが、全国のマスク不足を解消しようとの思いから、公式オンラインストアでの販売を決定しました。2020年4月21日からオンラインで販売をスタートし、期待を上回る問い合わせが寄せられました。デニム素材の特性を活かしたこのマスクは、何度も洗って使用できる点やファッション性が受け入れられ、全国の消費者に支持されているのです。販売開始以降、約3万枚の受注を受けており、さらに生産体制を強化し1万枚の増産を決定しました。

デニムマスクの魅力


青木被服が手がけるデニムマスクは、日本を代表するデニム生地メーカー「KUROKI」の生地を使用しており、その品質の高さが評判です。染色から生産までの一貫した国内製造は、色合いや質感に優れた製品を生み出します。また、環境問題への配慮も行い、井原市の豊かな天然水を使用して染色を行うため、排水基準も厳守されています。このようにして作られたデニムマスクは、単なる日常品であるだけでなく、サステナブルなファッションアイテムとしての魅力を持っています。

デニムマスクの詳細


青木被服のデニムマスクは、日常生活に欠かせない存在になるべく、ファッションと機能性を両立させた商品です。サイズは17cm×9cmで、通気性の高い「シャンブレー」生地を使用しています。内部にはガーゼが2枚縫い合わされており、お肌に優しい仕上がりとなっているのがポイントです。価格は1300円(税抜き)で、手に取りやすい価格設定も魅力です。さらに、デニムマスク用のオリジナルポーチも制作され、マスクの収納に困る声に応える形で対応しています。

社会貢献への取り組み


青木被服は、単に製品を提供するだけでなく、地域医療への貢献も忘れません。井原市民病院に対して200枚のデニムマスクを寄贈し、また井原医師会にも220枚を寄付するなど、医療従事者への感謝の意を示しています。青木社長は、「医療の現場で働く方々のために、少しでも力になれれば」と述べ、地域社会への恩返しを志しています。

終わりに


青木被服が手がけるサステナブルなデニムマスクは、デザイン性と機能性の両方を兼ね備えたアイテムとして、多くの人々に愛されています。オンラインストアでの販売は大きな成功を収め、今後の増産も期待されています。地元岡山の技術と心意気が詰まったこのマスクは、今後も私たちの生活を支え続けてくれることでしょう。

会社情報

会社名
青木被服株式会社
住所
岡山県井原市西江原町501
電話番号
0866-62-1105

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