2024年10月3日、英国ゲイドンにて、アストンマーティンは新しいディーラー拠点をオープンしました。これは、同ブランドが重視するウルトラ・ラグジュアリーな顧客体験を提供するための一環で、最新のコーポレート・アイデンティティを反映しています。新しい拠点、アストンマーティン・バーミンガムは、1000万英ポンドの投資がなされたランドマーク的な施設で、ソリフルに位置し、グローバル本社からのアクセスも良好です。
この新施設は、約1204㎡の広さを持ち、30名の新たな雇用を生み出しました。目的は顧客一人ひとりに特化したサービスを提供できるスペースを整えること。特に、ビスポークのQ by Aston Martinラウンジが目を引きます。来店したお客様は、各種のサンプルを見ながら、自分だけのアストンマーティンをデジタルで選ぶことができるのは大きな魅力です。
なお、ショールームでは8モデルのアストンマーティンが展示されており、さらには最高のアフターサービスを提供するために7台分のサービスベイも設けられています。これは、時間が経つにつれてニーズが多様化する中で、顧客に新たな体験を提供するための重要な要素です。
さらに、アストンマーティンはこの新しい拠点に続いて、リーズにも1468㎡のディーラーを開設予定です。ここでは、専用のラウンジエリアと仕様検討スペースが用意されており、常時10モデルの車両が展示される予定です。そして、アフターサービスの充実も追求されており、9つのサービスベイが設置され、良質なカスタマーサービスを提供します。
新たな拠点は、アストンマーティンのウルトラ・ラグジュアリーなビジョンを国内で展開し、ニューヨークのフラッグシップストアQ New Yorkの成功を受け、さらなる市場開拓を狙うものです。加えて、マーシャル・モーター・グループが新たに英国のディーラー網に加わり、イングランド南東部に新たな拠点を設ける予定です。
アストンマーティンのグローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーであるマルコ・マティアッチは、この新しい拠点への投資は間違いなくタイムリーであり、多彩なラインアップを誇る同社がさらにステップアップする機会であると述べています。
最新モデル、特に新型VantageやDBX707、そしてフラグシップモデルVanquishのラインアップを強調し、顧客体験をさらに向上させることが期待されています。アストンマーティンは、2025年までにさらなる拡張を計画しており、英国市場及び海外市場での販売戦略を一層強化していく構えです。
アストンマーティンの魅力的なポートフォリオを制覇し、ハイエンドな顧客体験を提供するために、今後も精力的な動きが見込まれます。新たな拠点がその中心となり、顧客に対する真摯な取り組みを体現していくこととなります。そして、2024年末にバーデンバーデン、ニュルンベルク、ハンブルク、プラハに新しいショールームを展開する計画が進行中であり、アジアでもアストンマーティン・ソウルの再開が待たれています。これにより、アストンマーティンのプレゼンスはますます強化されることでしょう。