フォトロンが米AJA社とディストリビューター契約を締結し映像機器市場へ参入

フォトロンとAJA Video Systemsの新たな提携

株式会社フォトロンが、米国の映像機器メーカーであるAJA Video Systems社と、日本国内におけるディストリビューター契約を結びました。この契約により、フォトロンは2025年10月1日から、AJAのビデオインターフェイスや各種変換ソリューションを国内のリセラー各社へ提供していくことになります。

AJA Video Systemsの魅力

AJA Video Systemsは、1993年に設立された企業で、放送やポストプロダクションの業界に向けて高品質なデジタルビデオ製品を提供しています。特に、ビデオ変換やI/Oソリューションにおいて高い技術力を誇り、業務用の映像機器として、多くの企業から信頼されています。

AJAの製品には、IPビデオ・オーディオI/Oカードの「KONA IP」や、ターンキーシステムの「BRIDGE LIVE」、マルチチャンネルHDレコーダーの「Ki Pro Ultra 12G」などがあり、様々な用途に応じた高性能ソリューションを展開しています。また、医療や教育分野でも、内視鏡映像のコンピューター入出力や講義の配信などに活用されています。

フォトロンの役割

フォトロンは長年の経験を活かし、エンターテインメント市場向けに映像機器を輸入・開発し、高品質な提案を行なっています。今回のAJAとの契約を通じて、国内市場においても強力なサポート体制を築く方針です。特に、リセラー向けの技術サポートや日本語Webサイトの運営も行い、製品の普及を加速させる予定です。

プロモーション活動

2025年11月19日から開催される展示会「Inter BEE 2025」に出展予定で、AJAの各種ビデオソリューションを実際の映像ワークフローに基づいて紹介します。また、定期的にウェビナーを開催し、製品デモや情報提供を行う計画も進行中です。これにより、視聴者が製品の特長や利便性を直接体験できる機会を提供します。