ビーコンサービスの新時代を切り開く『Beacon Bank』β版が登場

「Beacon Bank」β版の登場

株式会社unerryは、2015年12月3日に、プロバイダー部門で「MCPC award 2015」の優秀賞を受賞したことを受けて、ビーコンサービスのオープンプラットフォーム『Beacon Bank』のβ版をリリースしました。このプラットフォームは、先進的なエリアマーケティングを実現するための新しいサービスを提供します。

ビーコンサービスの進化

これまでビーコンサービスは、主にO2O（Online to Offline）やオムニチャネルに力を入れる企業に利用されてきました。しかし、Beacon Bankの登場により、登録されたビーコンをシェアすることで、より多くのユーザーが直感的にビーコンサービスを利用できるようになります。このシェア機能により、自社だけでは難しかったデータ分析やプッシュ通知が可能になり、広範なマーケティング戦略を展開できるようになるのです。

β版の特長

Beacon Bankのβ版に登録することで、以下の機能とツールを無料で利用できます：

- ビーコンサービス用のスマートフォンアプリSDK（iOSおよびAndroid対応）
- ビーコン登録・共有クラウドシステム
- 反応ログの簡易レポート
- クーポン配信を体験できるサンプルアプリ「BBPop」
- クーポン配信管理ツール
- Android版ビーコン探索アプリ「BBビーコンサーチ」

これらのツールを活用することで、ユーザーはビーコンの設置や利用を簡単に行うことができます。例えば、BBPopアプリでは、設定されたビーコンの近くにいると、ユーザーに最適なクーポンが自動で配信される仕組みがあります。

今後の展開

さらに、unerryは2016年2月に、ビーコンサービスでよく使用される「プッシュ配信CMS」や「ビーコンログAnalytics」を含む正式版のリリースを予定しています。これにより、より多機能なプラットフォームが実現し、マーケティングの幅も広がることが期待されます。

企業について

株式会社unerryは、ビーコンを含むセンシングデバイスのプラットフォームを提供する企業であり、AIを活用した高度な顧客シミュレータであるUnerring Brain Engineを通して、新たなエリアマーケティング市場の創出を目指しています。東京・銀座に本社を構え、代表取締役CEOは内山英俊氏です。