テラジマアーキテクツ、木造ビル建築事業を開始し持続可能な都市づくりに貢献

理想の「木造ビル」を実現するテラジマアーキテクツの挑戦

株式会社テラジマアーキテクツが新たに始動した木造ビル建築事業は、持続可能な都市づくりを目指す画期的な取り組みです。本社を東京都目黒区に構える同社は、高耐震木造住宅の設計施工を手掛けてきた実績を持ち、この度新たに「木造ビル」の建築に挑戦します。特に中小規模のビル建築において木造が持つ高い可能性と柔軟な設計力を活かしたプロジェクトの実現を目指しています。

事業開始の背景

近年、カーボンニュートラルや都市再生が求められる中で、木造建築は新たな選択肢として注目を集めています。大手ゼネコンがこの分野に進出する中、テラジマアーキテクツはその独自のデザイン力と施工能力を強みとし、より建築主の要望を反映したカスタマイズされたプロジェクトを提供します。

同社のCEO、深澤彰司氏は、「木造ビル建築事業を通じて、環境への配慮と経済性を両立させ、持続可能な社会を創造します」と語ります。

自社ビル建築の新しい形態

医療機関やオフィス、賃貸併用ビルなど、多様なニーズに対応するため、テラジマアーキテクツは「木造ならではの柔軟性」を生かした設計思想を持っています。プロジェクトごとに設計、施工管理、コンサルタントがチームを組み、しっかりとしたサポート体制を敷いています。また、施工は熟練度の高い職人集団、建心会が担当し、一貫した高品質なサービスを提供します。

SE構法による高度な耐震性

テラジマアーキテクツは、耐震構法SE構法を採用しており、これによって従来の木造建築の枠を超えた高い耐震性能を実現しました。この構法は特に5階建てまでのビルに適応し、使い勝手や居住性も兼ね備えています。構造計算を元に設計されるため、耐震性と自由な設計が両立されているのです。

さらに、4階建てのビルにおいては、その軽量性がもたらす基礎工事の簡素化や、工期の短縮によって大幅なコスト削減が期待できます。このように、木造でありながらRC造と同等の高い耐震性を誇るSE構法は、中規模ビルの建設においても理想的な選択肢となり得るのです。

木造ビルの環境面と経済面のメリット

木造ビルの環境面での利点は、建設時のCO₂排出量が鉄筋コンクリートの約3分の1に抑えられることです。さらに木材は成長過程でもCO₂を吸収し、利用中も強く炭素を固定するため、持続可能性に寄与します。

コスト面でも、木造ビルは構造別坪単価が84.2万円と、他の材質に比べて低価格であり、特に基礎工事のコスト削減においても木材の軽量性が貢献します。施工期間の短縮は仮設関連コストや人件費の削減にも繋がり、税制上でも優位性があります。

未来への投資としての木造ビル

都市における木造化は今後ますます重要なテーマとなることは明白です。国の木材利用推進政策に応じ、自社ビルを木造で建てる企業も増える中、テラジマアーキテクツはその選択肢を通じて、新たな企業価値の創造を目指しています。木造ビルは単なる建築方法ではなく、持続可能で新しい未来への投資であり、木の温もりと先端技術の融合によって新たな都市景観の創出に挑戦しているのです。

経営者の皆様へ

テラジマアーキテクツは現在、木造ビル建築を検討されている企業やクリニックの皆様からのお問い合わせをお待ちしております。初期段階からのご相談にも対応しており、プラン提案や構造検討といったサービスも提供しています。自社ビル建築で新しい価値を生み出すために、ぜひお気軽にご相談ください。

さらに、テラジマアーキテクツのサロンではデザインの雰囲気を体感いただける空間を準備しておりますので、予約の上お気軽にお越しください。