台湾を自転車で巡る魅力
近年、健康意識の高まりや環境問題への関心が増す中で、旅行スタイルが多様化しています。そんな中、自転車旅行が世界的に注目を集めており、特に台湾はその魅力的な自転車環境で多くの旅行者を引き寄せています。台湾は自転車製造大国として知られ、島内には安全な自転車道が整備されており、公共レンタサイクルの「YouBike(ユーバイク)」が各地に設置されています。これにより、旅行者は自転車を持参することなく、手軽にサイクリング旅行を始めることができるのです。
目的地:獅頭山と霧峰の魅力
台湾中部の低炭素スローツーリズムの魅力を体感しようと、韓国のサイクリング専門誌の編集長であるチャンミン氏と人気インフルエンサーのBK氏が台湾を訪れました。彼らはまず、客家文化の色濃い獅頭山の風景区を訪れ、郷土料理を楽しんでから、台中市霧峰へ向かいました。この旅では、サイクリングを通じて台湾の山間地域特有の美しさや文化を堪能しました。
獅頭山:客家集落の探訪
獅頭山は新竹と苗栗にまたがる地域で、台湾を代表する客家集落の一つです。桃園国際空港からアクセスも良く、旅の拠点として南庄に宿泊すると便利です。獅頭山周辺を自転車で巡るコースには、緩やかなアップダウンがあり、美しい風景を楽しみながらサイクリングを満喫できます。途中立ち寄った「巴巴坑道」では、かつての鉱山文化や鉱夫の生活について学ぶことができました。
また、小日月潭と呼ばれる峨眉湖も訪れました。湖面と山々の景色は特に美しく、水辺に沿ったサイクリングコースは訪れる価値があります。周辺には、細茅埔吊り橋や弥勒仏像、無人書店などの観光スポットが点在しており、湖畔での食事も楽しみました。
台中霧峰のサイクリング
二日目は台中に移動し、「阿罩霧自転車騎旅」というサイクリングイベントに参加しました。約26キロの平坦なコースを進み、立法院や乾溪自転車道、アジア大学現代美術館などを巡りました。サイクリングを通じて台湾の文化や歴史に触れることができ、参加者たちも充実した時間を過ごしました。
三泊四日の充実した旅
今回の台湾中部でのサイクリングは、地域ごとの文化や自然の違いを体感できる素晴らしい体験となりました。旅行の最終日には台北市に戻り、西門町の夜の街を散策することで都市の活気を改めて感じました。チャンミン氏は「台湾には何度も訪れているが、このコースは新鮮だった」との感想を寄せており、多くのサイクリング愛好者にとっても魅力的な目的地であることが伺えます。
この旅を通じて、台湾の美しい風景や独自の文化が自転車を通じてさらに深く感じられることが分かりました。サイクリングを取り入れたスローツーリズムは、環境にも優しく、新しい形の旅行スタイルを生み出します。自転車旅行を通じて、台湾の大自然や文化を身近に体験することは、今後ますます人気を集めることでしょう。