クラシック音楽ライブ配信を支援する新たな取り組み
BRAVO DIGITAL株式会社が運営するクラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」は、デジタル音楽環境の変化に対応するため、「コンサート配信権利センター」を設立しました。この新しいサービスは、演奏会のライブ配信を行う際に必要不可欠な権利処理をサポートするもので、主催者やホールにとって心強い味方となります。
デジタル時代の課題と解決策
昨今のインターネットの普及により、音楽業界ではコンサートの配信が常識となっています。しかし、その裏には複雑な権利処理が存在し、多くの主催者が悩みの種としています。権利処理が不十分であれば、コンプライアンスの問題が発生し、最悪の場合は法的なトラブルに発展しかねません。そこで、「コンサート配信権利センター」は、権利処理のエキスパートとともに主催者を支援することを目的に設立されました。
このセンターは、デジタル配信に必要な楽曲の著作権処理や契約書の作成など、さまざまな権利処理をトータルでサポートします。これにより、主催者は面倒な手続きを省き、コンテンツの提供に専念できるようになります。
特徴とサービス内容
「コンサート配信権利センター」には、いくつかの特徴があります。
1.
エキスパートによる権利処理
一級知的財産管理技能士とも提携して、安全かつ確実な権利処理を行います。この専門家の協力により、コンサートの主催者は法的なリスクを軽減することができます。
2.
柔軟な料金体系
利用者は基本契約にて、デジタル配信に必要な権利処理のコンサルティングを受けられます。また、オプションで関連権利者との契約書作成や著作権処理に関する文書作成も依頼可能です。
3.
多様な契約形態
サポート形式は、イベントごとに必要な権利処理を行う「個別契約」と、1年程度の期間を設定して包括的にサービスを提供する「包括契約」の2つから選べます。この柔軟性は、さまざまなニーズに応えるためのものです。
まとめ
クラシック音楽のライブ配信を行うための新しい窓口が設立されたことで、多くのアーティストや主催者がより積極的にデジタルコンテンツを展開できる環境が整いました。今後も音楽配信の新たな可能性を広げる「コンサート配信権利センター」の活動に期待が寄せられます。
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