サスティナシードがJETRO「GSAP」に選出、海外展開へ向けた新たな一歩
サスティナシードが海外展開に向けて大きな一歩を踏み出す
サスティナシード株式会社は、2023年に新たな戦略としてサステナビリティに特化したグローバルデータベース型プラットフォームを構築する方向性を示しました。そしてこの度、JETRO(日本貿易振興機構)が主催する「Global Startup Acceleration Program(GSAP)」のEnterprise BtoBコースに見事に採択されました。このプログラムは、日本国内のスタートアップに対する支援を目的としており、シリコンバレーのAlchemist Acceleratorとの連携により進行しています。
このプログラムに参加することで、サスティナシードは国内外の様々な企業や団体との連携を強化し、サステナビリティ課題解決に向けたソリューションの提供を加速させることが期待されています。具体的には、企業が持つサステナブルな課題を解決するための製品とソリューションを必要とする法人や自治体を結びつけることが主な目的です。
データベース型プラットフォームの特徴
サスティナシードが開発を進めているプラットフォームは、700社以上のサステナビリティ課題解決製品を持つ企業の情報を掲載しており、利用する企業が直面する課題を理解し、適切な解決策を提案します。このデータベースは、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできるように設計されており、企業の ESG (環境・社会・ガバナンス) 対応を後押しするものです。
企業の目的と展望
サスティナシードのCEO、中畑裕子氏は、上場企業の社外取締役を歴任し、豊富な経験と深い知識を持つ実務家です。彼女はサスティナビリティの実装計画を通じて、企業価値の向上に寄与することを目指しています。GSAPへの参加は、サスティナシードにとって国際展開のスタートラインに立つ重要な機会であり、これを活かして海外市場での認知度を高めていく考えです。
今後の活動
サスティナシードは、GSAPでの経験を通じて、国内外のさまざまなステークホルダーのニーズをヒアリングし、データベースの次期バージョンへの反映を目指しています。これを通じて、より多くの企業がサステナビリティ課題解決に参加できるような環境を構築することが期待されています。
また、定期的に開催されるイベント「サステナビリティ・イノベーション・ネットワーク東京」(SIN Tokyo) では、企業、自治体、スタートアップ、投資家が一堂に会し、共創を促進するための活動が行われています。
最後に
サスティナシードは、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続け、国内外の企業や団体と連携していく予定です。GSAPによる支援を受け、積極的に国際市場での展開を進めることで、多くの分野でのサステナブルなイノベーションを促進していくでしょう。サステナビリティ課題解決のためにサスティナシードが進化を続ける姿に、今後も注目です。