近日発表された調査結果によると、Playioリサーチが実施した新作スマホゲームの認知度についてのリサーチが注目を集めています。この調査では、2024年7月にリリース予定のタイトル13品が対象となり、そのうちの一つが話題の『ゼンレスゾーンゼロ』です。このタイトルが36.9%という高い認知度を誇り、他のゲームよりも突出した人気を見せています。
調査が行われたのは2024年7月1日から3日までの3日間で、843名のゲームユーザーからの有効回答を基にしています。調査では、対象タイトルを知っているかどうか、またプレイしてみたいと思うかどうかを問いかけました。結果、『ゼンレスゾーンゼロ』は「知っておりプレイしたい」と答えた割合が最も高く、リリース前から注目されていたことがわかります。事前登録者数が4,000万人を超えたことも、その人気を裏付けています。
一方で、今回の調査で注目すべきは、知らなかったが興味を持ったというタイトル。『鈴蘭の剣』が8.1%を記録し、後にリリース予定であることから、今後の伸びが期待できます。彼らは、調査を通じて新たなタイトルへの関心を持つようになったことが示されています。
『ゼンレスゾーンゼロ』は、人気のアクションRPGを手がけるHoyoverseが制作した完全新作。大々的なプロモーション戦略が奏功したと見ることができます。リリース日直後から、ストアランキングを席巻し続け、話題を集めています。調査結果で「プレイしたい」と答えた17.9%のユーザーがいることからも、その支持は強いと言えるでしょう。
また、次に注目されたのが『鈴蘭の剣』。8月にリリースされたこのSRPGは、韓国市場での成功を土台にしています。iOSランキングでは過去に首位を獲得したこともあり、どのように日本市場で受け入れられるかが注目です。
漫画やアニメを原作としたタイトルに関しても高い認知度を誇ります。『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』や『七つの大罪~リトルクロニクル~』など、知名度の高いIP作品が多数挙がり、プレイヤーの認知度は高い傾向にあります。この結果は、2024年のスマホゲーム市場において、IPを持つ作品がより多くの支持を集める可能性があることを示唆しています。
調査結果からは、ゲームアプリ選定基準に関する詳しいデータも得られているとのこと。今後、この情報をもとに市場動向がどのように変化していくのか、注視していきたいところです。
Playioリサーチは、今後もゲームユーザーのニーズをキャッチアップし、さまざまなリサーチを提供していく株式法人です。ゲーム業界において、ますます重要なデータ提供を行うことで、業界の発展に寄与しています。