立川談志生誕90年特集がCS衛星劇場で放送
2026年1月、CS放送の衛星劇場では「立川談志生誕90年」特集が開催されます。本特集では、昭和から平成にかけて活躍した名人、立川談志の落語と貴重な映像遺産が紹介されます。
魅力的な映像と落語に触れる機会
この特集では、落語界の巨星である立川談志の落語をより深く理解するための「映画 立川談志 ディレクターズ・カット」が特重視されます。2012年に制作されたこの映画は、談志が残した落語哲学を様々な角度から捉えています。主人公が師匠の代表作を通じて、物語に触れる内容であり、ドキュメンタリータッチで描かれています。
さらに、この作品は被写体としての立川談志のプライベート映像や貴重な高座の様子が収められており、彼の人間性をよりリアルに感じさせます。また、映画の中では柄本明のナレーションが流れ、彼の落語にまつわる深い哲学を聴くことができます。
「遺芸 立川談志」の魅力
特集では、「遺芸 立川談志」と題された別の映像も放送されます。この作品では、立川談志が生涯最後に披露した「粗忽長屋」をはじめとして、多くの貴重な舞台映像が盛り込まれています。同様に、演芸の楽屋での通し稽古や多くの人に支持された演目「鼠穴」の様子も紹介されています。ナレーションには、現代の音楽シーンでも活躍する椎名林檎が起用され、彼女の特徴的な声が談志の落語に新たな色を添えています。
映画『黄金餅』とその他の作品
映画『黄金餅』も特集の一部として放送され、立川談志が演じる骸骨のような物語が繰り広げられます。この作品では、遺産を巡って展開されるストーリーが描かれ、立川談志の持ち味である演技力が堪能できます。
また、1983年に制作された「権助提灯」や「品川心中」も放送され、談志が持つ独特のセンスと鋭いユーモアを視聴者に提供します。これらの演目は彼の笑いの微妙なバランスが描かれており、観る者を魅了します。
さらに深く立川談志を楽しむために
「立川談志生誕90年」特集は、彼の偉大な業績や哲学、落語の魅力を再認識するいい機会です。特に、沿っていく分野であまり触れる機会がなかった方々も、ぜひこのチャンスに立川の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、CS衛星劇場での放送をお見逃しなく。
放送予定
放送日: 1月2日(金) 午後1:50~
放送日: 1月2日(金) 午後3:55~
放送日: 1月6日(火) 午後8:15~
放送日: 1月7日(水) 午前4:30~
放送日: 1月7日(水) 午後8:15~
詳細は、
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