渋谷区中、オンライン英会話導入
2024-07-03 14:18:11

渋谷区立中学校6校でオンライン英会話レッスン導入!グローバル化に対応した“使える英語力”育成へ

渋谷区立中学校でオンライン英会話レッスン導入!



渋谷区は、区立中学校6校にてオンライン英会話レッスンを導入し、グローバル化に対応した“使える英語力”の育成を目指します。この取り組みは、EdTechカンパニーの株式会社レアジョブの外国語教育支援事業を展開するグループ会社、株式会社ボーダーリンクとの連携により実現しました。

渋谷区は、未来をよりよく生きるための力を育む「未来の学校」づくりを目指しており、教育委員会は「一人ひとりの“ちがい”が活きる新たな学び・探究の推進」を重点的な取り組みとして掲げています。特に、グローバル化に対応した英語教育、中でも“使える英語力”の育成に力を入れており、英語4技能をバランスよく育成する授業の実現に取り組んでいます。

しかし、従来の英語授業では、英語担当教員とALT(外国語指導助手)が複数の生徒を指導するため、実践的なコミュニケーション能力を伸ばすために必要な会話量が不足していました。また、文部科学省は、GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末」を活用した家庭学習の質向上を推進しています。

これらの課題と学習環境を踏まえ、渋谷区の中学校では、昨年度に「授業内」と「家庭学習」の両方でオンライン英会話レッスンのトライアルを実施しました。その結果を踏まえ、今年度より「授業内」と「家庭学習」を組み合わせた形式で本事業を本格的に導入し、予算化を行いました。

ボーダーリンクは、ALT配置による日々の英語授業の支援に加え、本事業の受託者として「授業内」と「家庭学習」の両方でオンライン英会話レッスンを提供することで、渋谷区が目指す実践的なコミュニケーション能力の向上をトータルで支援します。

オンライン英会話レッスンの内容は、英語の授業と連動しており、家庭での復習として利用できます。また、スピーキングテスト対策に役立つ教材もあり、「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)」対策にも活用可能です。

導入概要



実施時期: 2024年6月~2025年3月
対象校: 渋谷区中学校6校(広尾中学校、鉢山中学校、上原中学校、代々木中学校、原宿外苑中学校、笹塚中学校)
実施回数: 年間1人当たり10回(授業内:6回、自宅:4回まで)
内容: 英語授業で使用している教科書に準拠したテキストを使用

渋谷区教育委員会のコメント



渋谷区教育委員会は、ALTの役割をデジタルや多様性といった環境に適応させ、オンライン英会話を導入することで、生徒が一対一で生きた英語で会話する機会を創出し、渋谷区全体の英語力向上を目指しています。

ボーダーリンク英会話について



ボーダーリンク英会話は、主に小学生~高校生(英検®5級~準1級レベル)を対象としたオンライン英会話サービスです。新学習指導要領に沿った教科書に準拠したレッスンを提供しており、学校で習った内容を活かした会話や、英検®や高校受験のスピーキングテスト対策など、習得した英語の知識を「使える」ようにするサポートを行っています。

レアジョブグループについて



レアジョブグループは、EdTechカンパニーとして、「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」というビジョンを掲げています。オンライン英会話サービスをはじめ、AIビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」などのアセスメントを軸に、個人、法人、教育機関など幅広い対象に事業を展開しています。

今後も、国内外で事業を拡大し、人々の可能性を広げるサービスを提供していく予定です。


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