カーボンニュートラル協業
2025-04-24 15:23:31

NTTビジネスソリューションズと百十四銀行がカーボンニュートラルに向けた協業を発表

NTTビジネスソリューションズと百十四銀行、地域カーボンニュートラル達成に向けた協業開始



2023年、NTTビジネスソリューションズ株式会社(以下、NTTビジネスソリューションズ)と株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、百十四銀行との協力を通じて、瀬戸内地域のカーボンニュートラルの実現を目指すことを発表しました。これは地域の環境保護活動に大きな影響を与える試みであり、特にGHG排出量の可視化に重点を置いています。

協業の詳細と目的



百十四銀行は、数万社に及ぶ投融資先のGHG排出量を可視化するために、GHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle FE」を利用します。この技術は、ファイナンスド・エミッションの算定を制度的に高め、環境への影響を評価するための強力な手段です。

C-Turtle FEは、金融機関の国際基準「PCAF」に準拠しており、投融資先のGHG排出量情報を基に高精度な算定を実現します。この協業により、百十四銀行は自行の環境対策を効率的にブーストし、地域企業とのエンゲージメントを高めることを目指しています。

地域企業への支援



百十四銀行は、GHG排出量算定プラットフォーム「C-Turtle」を無償で地域企業に提供します。この取り組みは、中小企業にとって特に重要であり、GHG排出量を可視化することで脱炭素化の促進に寄与します。

C-Turtleの特徴


C-Turtleは、サプライヤーから得られる一次データを活用し、自社のScope3排出量をReduceするための「総排出量配分方式」を採用しています。この方法により、投融資先やサプライヤーのGHG排出量を精緻に把握することができ、環境への影響を軽減するための具体的な施策が打ちやすくなります。

各社の役割



NTTデータはC-Turtle FE及びC-Turtleの開発・提供を担い、NTTビジネスソリューションズは地域密着の営業リソースを活かして販売代理店として活動します。これにより、幅広い地域のお客様に対してサービスを展開することが可能となります。

今後の展望



NTTビジネスソリューションズおよびNTTデータは、百十四銀行のファイナンスド・エミッション算定の高度化を通して、地域社会の持続的な発展に貢献することを目指しています。この取り組みは、地域内の企業が環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となると期待されています。これにより、地域全体のカーボンニュートラルの実現へと繋がるでしょう。

この協業は、2050年カーボンニュートラルを目指すNTTグループの「NTT GX×Inno」の枠組みにおいても重要な条件となっており、地域社会におけるあらゆる環境課題に取り組む姿勢が伺えます。今後の活動に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社NTTデータ
住所
東京都江東区豊洲3-3-3豊洲センタービル
電話番号

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