#広島県 #日本酒 #イベント #東広島市

日本酒の魅力を次世代へつなぐイベント

日本酒のまちとして知られる広島県東広島市では、2025年8月9日に「東広島市立日本酒大学」の記念イベントが開催されます。このイベントは、日本酒の歴史や文化を学び、伝統的な酒造りの魅力を体験できる貴重な機会です。特に、今年は「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に認定されたことを記念する特別なイベントとなっています。

イベントの概要

東広島市は「吟醸酒の発祥地」として知られ、西条、黒瀬、安芸津には多くの酒蔵があります。また、日本で唯一の酒類に関する国の研究機関である「酒類総合研究所」が存在し、これにより日本酒の品質向上に大きく貢献しています。2018年から運営される「東広島市立日本酒大学」は、地域の酒造りの技術や文化を伝承するために開かれています。

2025年の記念イベントでは、特別講師として日本酒造杜氏組合連合会の会長、石川達也氏による基調講演が予定されています。石川氏は、その長い経験に基づいて酒造りの伝統と未来について熱く語ることでしょう。彼が提唱する生酛造りの技術は、今なお多くの酒蔵で実践され、未来へと受け継がれています。

パネルディスカッション

また、イベントのハイライトとして、伝統的な酒造りについてのパネルディスカッションが行われます。ここでは、地域の杜氏や研究者たちが集まり、それぞれの視点から酒造りやその文化について語ります。参加者は、現場のリアルな声に触れることで、酒づくりの情熱を感じることができるでしょう。

ワークショップと試飲コーナー

会場内には、広島大学の学生が企画した利き酒コーナーや、酒類総合研究所、精米機メーカー「サタケ」のブースも設けられます。利き酒コーナーでは、東広島の酒蔵から選りすぐりの日本酒を試飲できるチャンスです。参加者は、酒の香りや味わいを楽しみながら、地元の酒文化に親しむことができます。

美酒鍋を味わう

イベント終了後には、地元の人気酒場「蔵処 樽」での特別イベントが予定されています。美酒鍋として提供される「こい地鶏」を使用した料理を楽しみながら、さらに日本酒を堪能することができます。西条の酒蔵の女将さんたちが紹介するアテも、地域の特産品を使った料理で、参加者を楽しませてくれることでしょう。

イベントへの参加方法

この記念イベントは参加費が無料ですが、定員は180名となっており、抽選制での招待になります。申し込みは専用の応募フォームから6月18日（水）10:00より開始され、締切は7月18日（金）17:00です。抽選結果は7月25日（金）までにメールで知らせるとのこと。

ライブ配信も

イベントは現地参加だけでなく、YouTubeの「東広島市公式チャンネル」にてリアルタイム視聴が可能です。離れた場所からでも参加しやすい環境が整っているので、興味がある方はぜひ申し込みを。

みんなで日本酒の文化を学び、楽しむ素晴らしい機会です。東広島の魅力あふれる日本酒を共に体験しましょう！

関連リンク

サードペディア百科事典: 広島県 日本酒 イベント 東広島市

Wiki3: 広島県 日本酒 イベント 東広島市