鉄道博物館の秋イベント:体験と展示が盛りだくさん
京都鉄道博物館では、10月の土日に特別なイベントが行われる。注目は、収蔵資料を活用した展示品解説セミナー「硬券印刷機」。昔の乗車券について学びながら、実際の印刷機を使って印刷体験ができる貴重な機会だ。参加希望者は、事前に整理券を受け取る必要があるので注意が必要だ。
会場情報と日程
イベントは10月19日(土)、20日(日)の2日間にわたって実施される。午前の部は10:30と11:30、午後は13:00から16:00までの間に、各回約20分間程度で実施される。入館料は必要だが、参加自体は無料だ。ただし、各回の定員は先着15名となっており、整理券の配布は午前10:00から。午後の整理券は12:30から配布されるため、早めの訪問がおすすめ。
特別車両の公開
さらに、同館では毎月特別な車両が公開される企画も進行中で、10月には「キハ81形3号車」が登場する。この車両は国鉄初の特急用ディーゼルカーとして知られ、ボンネットスタイルが特徴。一般の訪問者は通常見られない車内を訪ねることができる貴重な機会だ。
おとなの学び講座
イベントに合わせて、山陽新幹線全線開業50年をテーマにした「おとなの学び講座」も開催される。この講座は10月17日(木)に行われ、当館の学芸員による解説が行われる。受講料は無料だが、こちらも入館料が必要。定員は約50名で、先着順となっている。
今後のイベント予定
イベントは今月に限らず、2024年度下期の開催予定も盛りだくさん。11月には「0系新幹線電車」の車両解説セミナー、12月にはお子様向けのワークショップが予定されている。詳細は決定次第、公式ウェブサイトで告知されるため、時々チェックしてみると良いだろう。
まとめ
京都鉄道博物館は、家族連れでも楽しめるイベントを多数用意しており、鉄道ファン以外にも魅力的な場所。ぜひこの機会に足を運び、先人たちが残した歴史に触れてみてはいかがだろうか。ここでしかできない貴重な体験が待っている。