テラスカイ・テクノロジーズが全SalesforceエンジニアをAI人材へ強化

テラスカイ・テクノロジーズ、全SalesforceエンジニアをAI専門家に育成

はじめに

東京都中央区に本社を置く株式会社テラスカイ・テクノロジーズは、全てのSalesforceエンジニア社員をAIスペシャリストへと育成する新たな取り組みを始めました。このプロジェクトは、企業のAI導入と活用を強化するための一環で、2046年2月を目指して約300人のエンジニアが専門スキルを身につけることを目指します。

背景

企業におけるAI活用が進む中、専門の人材不足が深刻な問題になっています。このような状況を受け、テラスカイはAIエンジニアリングの知識を持つ人材を育成することが急務であると捉えました。2025年にアメリカ・サンフランシスコで開催されるDreamforce 2025では、新しいAIエージェントの分業化や自律化がテーマとして掲げられています。この流れを受けて、テラスカイは自社のエンジニア全員をAIスペシャリストに育成することで、顧客企業のテクノロジー活用を支援することに注力します。

研修の特徴と内容

このAI研修プログラムは、「Agentforce」という実務に即した実践型のカリキュラムを基盤としています。研修内容には以下のポイントが含まれます。

- ユースケースの分析: 各企業のニーズに沿った活用事例を学ぶことができます。
- トラブルシューティング: 問題が発生した際の解決方法を実践的に学んでいきます。
- 実践的な学習: 理論だけでなく、実際に手を動かして経験を積むスタイルです。

さらに、研修後には企業向けの伴走型支援も行われ、有償でのサービス提供も可能です。これにより、受講者は実際のプロジェクトでのAI活用に挑むことができます。

これまでの成果

すでに研修を修了した企業では、「Agentforce」のPoC（Proof of Concept）を実施する事例が増えており、テラスカイのAIスペシャリストたちは顧客企業の具体的なユースケースを検討するなど、活発に活動をしています。特に、AI導入のスムーズな進行が顧客企業にとっての大きな利点となっています。

企業のDX推進への貢献

「誰もが先進のテクノロジーを使いこなす世界へ」というミッションを掲げているテラスカイ・テクノロジーズは、今後ますます重要になるAI分野において、人的資源の強化を通じて顧客企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を手助けしていきます。市場の動向を捉え、技術の進化に応じた対応が求められる中、エンジニアによる新たな挑戦が始まります。