アクトレシピが「バクラク申請」とのAPI連携を発表
アクトレシピ株式会社は、同社の提供するエンタープライズiPaaS「ActRecipe」が、株式会社LayerXのクラウド型ワークフローシステム「バクラク申請」とのAPI連携に対応したことを発表しました。この連携により、ANYCOLOR株式会社が「バクラク申請」を利用して業務を自動化する新たな取り組みが始まります。
ActRecipeの特徴と利点
ActRecipeは、SaaS間の連携を通じて業務プロセスを自動化するためのプラットフォームで、特に大企業向けに採用されています。このサービスは、業務に即した機能のフローを「レシピ」として提供し、専門の知識がなくても使えるノーコードのアプローチを採用しています。
最近のAPI公開に伴い、アクトレシピは「バクラク申請」のAPI連携をANYCOLOR株式会社の要望に応じて実現しました。この連携により、業務の効率化が大きく進むことが期待されています。具体的には、「バクラク申請」で承認を得た新規取引先情報を自動で業務委託管理SaaSに登録し、さらに取引先に関連する予算情報も同様に自動登録される仕組みです。このようにして、手作業を減少させ、業務の流れをスムーズにすることが可能になります。
無料プランと新たなレシピの提供
今回の発表に合わせて、アクトレシピは「バクラク申請」で申請された情報をGoogle スプレッドシートに連携するレシピも新たに提供を開始しました。このレシピによって、申請済みの情報を自動でスプレッドシートに保存でき、過去の申請内容の確認や他のSaaSへのデータ連携にも利用可能です。
提供されるGoogle スプレッドシート連携のレシピは、業務を行っている方々がすぐに利用できるよう、無料で即日利用が可能で、非常に使い勝手の良いセットアップとなっています。
今後の取り組みと展望
アクトレシピ株式会社は、「バクラク申請」との連携を皮切りに、様々なSaaSとの連携を進める計画を持っています。これにより、利用者のニーズに応え、さらに便利で使いやすいレシピを提供できるよう、継続的に努力しています。また、アクティブなビジネス環境においてでも迅速に対応できるよう、SaaS同士の疎結合を推進します。
アクトレシピ株式会社の背景
アクトレシピ株式会社は、2013年に設立され、東京都港区に本社を構えています。企業の生産性向上と内部統制の強化を目指し、SaaSやFinTechサービスを相互に連携させ、業務の自動化を促進するプラットフォームを提供しています。そのミッションは「イノベーションによって時間を創る」とし、多くの企業に向けたDXの推進に寄与しています。
詳しい情報は、
アクトレシピの公式サイトをご覧ください。