Zenken、外国人介護人材支援業務を受託
Zenken株式会社は2025年5月23日、新潟県から「外国人介護人材介護福祉士国家資格取得支援業務」を受託したことを発表しました。これは、外国人介護人材のキャリアアップと円滑な職場環境を整備することを目指した取り組みです。
本事業では、新潟県内で特定技能や技能実習を通じて働いている外国人介護人材に焦点を当てています。これらの人々は、日本で最長5年間の在留が認められていますが、介護福祉士国家試験に合格することができれば、長期的に「介護」の在留資格を保持することが可能となります。
オンライン研修の実施
Zenkenは、外国人介護人材が資格を取得するために必要な知識を身につける場として、6ヶ月間のオンライン研修を企画しています。主な目標は、令和7年度の介護福祉士国家試験に合格することにあります。この研修では、介護福祉士国家試験対策講座が開講されており、4つの領域に分けた12科目を網羅した充実した教育プログラムが提供されます。
受講生一人ひとりには専任サポーターがつき、個別の弱点を把握し、それを克服するためのサポートを行います。このように、きめ細かい研修体制を確立することで、受講者が試験に合格できるよう全力を尽くす方針です。
今後の活動
Zenkenは昨年11月に新潟県から「外国人介護人材定着支援研修」業務も受託しており、2025年の1月と2月にこれに基づく研修が実施されました。これらの活動を通じて、地域社会において外国人介護人材が受け入れられ、長く働き続けられるような体制作りを継続的に支援していく方針です。
Zenken株式会社について
- - 会社名: Zenken株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 林 順之亮
- - 本社所在地: 東京都港区麻布台1-3-1麻布台ヒルズ森JPタワー22F
- - 創業: 1975年(昭和50年)5月2日
- - 設立: 1978年(昭和53年)7月14日
- - 資本金: 438,788千円(2024年6月30日現在)
- - 上場市場: 東京証券取引所グロース市場(証券コード:7371)
- - 公式HP: Zenken公式サイト
Zenkenは、地域社会に貢献する取り組みを続け、介護現場での外国人材の定着を図る重要な役割を果たしていくでしょう。