京セラ株式会社が提供するセラミックナイフの研ぎ直しサービスは、1985年から続く伝統あるプログラムです。来年で40年を迎えるこのサービスは、家庭で手入れが難しいセラミックナイフを専門の熟練工が丁寧に研ぎ直し、新品のような切れ味を再現しています。この研ぎ直しサービスは、1984年に日本初のセラミックナイフを販売した京セラがスタートし、これまでになんと30万本以上のナイフが研ぎ直されてきました。
セラミックナイフはその優れた切れ味から人気がありますが、長時間使用しているうちに切れ味が低下したり、刃が欠けることもあります。特に年末の大掃除を機に、この研ぎ直しサービスを利用して、切れ味抜群のナイフで新年を迎えることをお勧めします。1000円で受けられるこのサービスは、特にこの時期にたくさんの利用者が訪れるようです。
研ぎ直しサービスの魅力
京セラのセラミックナイフは、熟練の職人による手作業で研がれており、このこだわりが顧客からも高く評価されています。実際、2020年に行ったアンケートでは、95%以上の利用者がサービスに満足と回答しており、「切れ味が劇的に回復した」や「見た目が美しくなった」との声が多く寄せられました。
熟練工は、ナイフの切れ味が落ちることで材料を切るのに時間がかかることに注目し、再び研ぎ直すことで調理の時短や調理を楽しむことを期待しています。彼らの努力によって、家庭の食卓には笑顔が絶えないことでしょう。
研ぎ直しサービスの手順
この研ぎ直しサービスを利用するには、1本あたり1000円の料金がかかります。申し込みは比較的簡単で、以下の2つの方法から選べます。
1. セラミックナイフに附属の「研ぎ直しお申込書」または、「有料研ぎ直し券」を使う。ない場合は、京セラのホームページから印刷できます。
2. WEBサイトから申し込みをし、その後指示に従ってナイフを発送する。
発送時の梱包についても注意が必要で、丁寧に梱包した上で送る必要があります。発送の際の送料は自己負担ですが、到着後10日から14日でナイフが返却されるので、繁忙期を除けばスピーディーなサービスが期待できます。
研ぎ直しできないナイフも
研ぎ直しサービスは京セラ製のセラミックナイフのみが対象で、折れや大きな欠けがあるナイフは研ぎ直しできません。そのため、修復に適した状態かどうかを事前に確認することが大切です。詳細は京セラの公式サイトをご確認ください。
持続可能なサービスへの取り組み
京セラでは、一つの製品を長く利用してもらうことで廃棄物を減少させることを目指しています。この研ぎ直しサービスも、持続可能性を重視したアフターサービスの一環です。また、自宅で簡単にお手入れできるダイヤモンドシャープナーもおすすめです。電動タイプと手動タイプがあり、手軽にナイフの切れ味を保てますので、日常の調理を快適にサポートします。