FLAGGLEの誕生
2025-07-01 10:35:17

レコチョクが法人向け音楽配信ソリューション「FLAGGLE」をスタート

レコチョクグループは新たに法人向け音楽配信ソリューション「FLAGGLE」の提供を2025年7月1日から開始することを発表しました。この新サービスは、音楽作品の権利を保有する法人事業者を対象にしており、音楽配信における様々な課題を解決することを目的としています。具体的には、音楽権利者が直面している、各種配信サービスに対応したメタデータの整備や、急激な市場の変化に対応するためのサポートを行っていきます。

「FLAGGLE」は、このサービス導入に向けてポニーキャニオン(東京都港区)が初のパートナー企業として決定しました。ポニーキャニオンの大熊一成社長は、レコチョクとの信頼関係を築いてきた中で、この新しいサービス提案を得て、自然な流れでFLAGGLEの導入に至ったと述べています。

音楽配信市場は、過去11年間で持続的に成長しており、2024年年間の音楽配信売上は前年比106%の1,233億円に達する見込みです。この急成長の理由は、業界のデジタル化の進展やストリーミングサービスの拡大にあると考えられています。そのため、音楽権利者は配信プラットフォームごとの異なる要求や仕様変更に迅速に対応する必要があります。これに対して、「FLAGGLE」は高度な柔軟性を持つソリューションとして開発されました。

具体的なサービス内容としては、音楽配信に必要なデータベース管理や、ハイブリッドディストリビューション、業務コンサルティングなど、多岐にわたります。特に注目される点は、AudioSalad社の先進的な配信システムを基盤にしているため、国内外問わず幅広いニーズに応えられる点です。このことで権利者は最高品質の配信環境を手に入れることができると、レコチョク側も強調しています。

今後レコチョクグループは、「音楽市場の最大活性化」というミッションに基づいて、引き続き音楽権利者の支援を強化していく方針です。その一環として、FLAGGLEの機能をさらに向上させ、権利者が安心して音楽配信を行える環境を整えつつ、最新の技術にも対応していく意向です。

このような背景がある中で、レコチョクはデジタルソリューション事業を展開しており、個人および法人向けの音楽配信サービスや、ブロックチェーン技術の導入など多岐にわたる活動を行っています。日本の音楽業界のスタンダードを引き上げる役割を果たすとともに、音楽文化の発展に寄与することを目指しています。今後のFLAGGLEの展開に期待が寄せられる中、レコチョクは音楽市場をどのように変革していくのか、大いに注目されるところです。


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会社情報

会社名
株式会社レコチョク
住所
東京都渋谷区神宮前5丁目52-2 青山オーバルビル7階
電話番号

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