クラウドファンディングの新たな局面を迎えるきびだんごと瑞起の提携

きびだんごと瑞起、クラウドファンディングの新しい地平を切り開く

近年のモノづくりでは、クラウドファンディングが重要な役割を果たしています。そんな中、きびだんご株式会社（東京都新宿区）と株式会社瑞起（神奈川県横浜市）は、クラウドファンディングを通じて新たな価値を創造するための戦略的業務提携を結びました。これにより、両社は積極的にモノづくり支援を推進し、より多くのクリエイターや企業のアイデアを形にすることを目指しています。

提携の背景と成果

きびだんごは2013年に設立されて以来、自社のクラウドファンディングプラットフォーム「Kibidango」を通じて多くの挑戦者をサポートしてきました。これまでの支援総額は約9億円に達し、特に注目を集めた「X68000 Z」プロジェクトは、多くのメディアに取り上げられました。本提携は、これらの成功を基に、さらに強化された連携を図り、今後のプロジェクトを加速させることを目的としています。

提携による取り組み

1. ### 革新的なプロジェクト創出
両社はクリエイターや企業が独自のアイデアを実現できる環境を提供します。専門家の知見を活かし、開発支援や市場分析を行い、より魅力的な製品やサービスの誕生を促します。

2. ### 技術的サポートの強化
瑞起の高度な技術力を組み合わせることで、試作や製造プロセスの効率化が期待されます。これにより、より高品質な製品を支援者たちに届けることが可能になります。

3. ### サプライチェーンの構築
瑞起の強力なサプライチェーンを活用し、商品の開発から販売までのプロセスを共に強化します。これにより、支援者にもたらされる商品のバリエーションを増やし、製造や流通の仕組みを確立していきます。

4. ### クラウドファンディングの可能性を拡大
「Kibidango」を活用し、支援者とのコミュニケーションを強化することで、透明性を向上させることが目指されます。資金調達から開発、量産までを一貫してサポートする新たなプラットフォームとなることで、クリエイターや企業がスムーズに製品化を進められるようになります。

5. ### グローバル展開の推進
国内市場だけでなく、海外市場への進出をも視野に入れ、国際的なクラウドファンディングの利用をサポートしていきます。また、海外のプラットフォームでのチャレンジを支援することで、世界中の支援者とのつながりを強化し、グローバルなプロジェクトを実現していきます。

会社概要

- きびだんご株式会社

- 所在地：東京都新宿区上落合 3-8-25 FLAMP 1304
- 代表者：松崎良太
- 設立：2013年2月
- 資本金：209,999,400円
- 事業内容：クラウドファンディング型EC事業

- 株式会社瑞起

- 所在地：神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー5階
- 代表者：呉成浩
- 事業内容：電子機器、組込開発、ソフトウェア開発、製造・販売

代表のコメント

松崎良太氏は、「このたび、クラウドファンディングの領域での経験とノウハウを有する瑞起との提携を非常に嬉しく思います。Kibidangoの運営を通じて、私たちは多くの新しいプロジェクトを支援してきましたが、今回の提携で、瑞起の技術力と私たちのプラットフォームを融合させることで、さらなる革新を目指します。」と語っています。

この提携を通じて、両社は新たなモノづくりの価値を創造し、多くの人々に革新的な製品を届けるための取り組みを続けていきます。両社の今後の展開から目が離せません。