AIロボット「Cruzr」と周遊型広告ロボ「CADEBOT」が海老名に登場
2024年12月から2025年2月下旬にかけて、神奈川県海老名市の複合施設「ViNA GARDENS PERCH」にて、AIコミュニケーションロボット「Cruzr」と周遊型広告ロボット「CADEBOT」の実証実験が行われます。この取り組みは、Senxeed Robotics株式会社が主導し、小田急電鉄と連携して実施されるもの。目的は、来館者への案内と施設来場者の増加を図ることです。
実証実験の詳細
「ViNA GARDENS PERCH」は、心身の充足を目指し、地域の中心地となることを目的とした施設です。ここでの実証実験には、AIコミュニケーションロボット「Cruzr」と周遊型広告ロボット「CADEBOT」が含まれています。この2つのロボットは、それぞれ独自の機能を持っています。
AIコミュニケーションロボット「Cruzr」
「Cruzr」は自律移動が可能な案内ロボットで、豊かな表情で来館者の質問に答えます。大きな顔と軽快なダンスで、訪れる人々を楽しませながら、館内の案内やイベント紹介を行います。具体的には、以下の機能を備えています:
- - 会話機能:訪問者と自然な会話が行える
- - ダンスパフォーマンス:音楽に合わせたダンスを披露
- - 案内・ガイドツアー:館内の各所を案内し、情報提供を行う
ロボットの形状は1393mm×650mm×537mmで、重さは46kg。11.6インチのタッチパネルディスプレイを搭載し、1920×1080の高解像度で情報を視覚的に提供します。詳細情報は
こちらから確認できます。
周遊型広告ロボット「CADEBOT」
一方「CADEBOT」は、大画面ディスプレイを装備した周遊型の広告ロボットです。小田急電鉄の子育て応援キャラクター「もころん」のテーマライッピングが施されており、館内を巡回しながら店舗情報を映像で紹介します。このロボットは以下の特長を持っています:
- - 広告表示:各店舗や商品の情報を動画や画像で紹介
- - 独自のデザイン:顔画面でキャラクター表示や音声設定が可能
「CADEBOT」のサイズは496mm×558mm×1250mmで、21.5インチのディスプレイを搭載しています。トレイも装備されており、広告だけでなく実際の商品もPRすることができます。詳しくは
こちらをご覧ください。
実証実験の意義
この実証実験は、AIロボットの活用が今後の地域ビジネスにどのような影響をもたらすかを探る重要な一歩となります。ロボットのスムーズな運用は、訪問者にとって便利な情報源となり、施設の魅力を高める役割を果たすでしょう。また、Senxeed Robotics株式会社は、ロボットの普及を通じて、人とロボットが共生する社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
「ViNA GARDENS PERCH」の営業時間は10:00から21:00まで、詳しい情報は公式サイト(
こちら)から確認できます。この実証実験が成功し、AIロボットが地域社会の役に立つ日が来ることを期待しましょう。