NTT西日本がデジタルバッジ発行機能を強化!教育分野の未来を切り拓くPoC実施へ

NTT西日本の新たなる挑戦 — デジタルバッジ発行機能の組込み



最近、デジタル化が進展する中で、学校教育機関も変革を迎えています。NTT西日本は、同社が提供する『証明書発行サービス』にデジタルバッジ発行機能を組み込むためのProof of Concept(PoC)を実施することを発表しました。これにより、『Skill⁺デジタルバッジ発行サービス』を通して、証明書のデジタル化、さらには信頼性の高いデジタルバッジの発行が期待されています。

NTT西日本の取り組み



昨今、ペーパーレス化の流れが加速する中で、学校から発行される各種証明書のデジタル化が進んでいます。NTT西日本によるこのPoCは、2024年11月から始まり、2025年3月31日までの期間、国内の大学2校と共同で進められます。

この取り組みは、デジタル証明書において重要な要素である真正性を確保するため、オープンバッジ3.0規格に基づいたサービスを採用しています。これにより、より信頼性のあるデジタルバッジが発行可能になり、ユーザーは煩雑な手続きを経ることなく、シームレスにバッジを受け取ることができるようになります。

オープンバッジ3.0技術とは?



オープンバッジ3.0は、デジタル証明を行うための新しい技術で、特に学習成果やスキルの証明に有効とされています。このバッジは、検証可能な資格証明(VC)に則って発行されるため、非常に高い信頼性と安全性を誇ります。従来のバージョンに比べ、発行者と保持者の信頼性をより強固にし、さまざまな場面での利用を可能にしています。卒業証明書、免許証、入国審査など、多くのシーンで信頼できる証明として機能するのです。

デジタル・ナレッジの役割



『Skill⁺デジタルバッジ発行サービス』は、eラーニング専門の株式会社デジタル・ナレッジによって提供されています。同社は、1995年の設立以来、学校や側近教育機関において2000を超えるeラーニングシステムを立ち上げており、デジタル化促進のリーダー的存在となっています。

このサービスにより、卒業証書や資格証明書のデジタル発行が可能になり、学習履歴に基づくスキル管理が容易となることから、多くの教育現場でのニーズに応えることができます。

最後に



NTT西日本によるこのPoCは、デジタルバッジの普及だけでなく、教育現場におけるデジタルトランスフォーメーションの重要な一歩となります。我々が目にする未来の教育システムは、情報の可視化と真正性の確保を両立することで、より良いものになることでしょう。今後の進展に期待したいと思います。

会社情報

会社名
株式会社デジタル・ナレッジ
住所
東京都台東区上野5-3-4eラーニング・ラボ 秋葉原
電話番号
03-5846-2131

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。