バイトルトークが新たな一歩を踏み出す
アルバイト従業員と店舗管理者のコミュニケーションを円滑にするためのアプリ「バイトルトーク」が、2025年2月のサービス開始からわずか1年で、驚異的な成長を遂げました。ユーザー数は5万人、導入企業数は2,000社、さらに5,000店舗にわたって普及しています。この成功を背景に、今春、2つの新機能が追加されることが決定しました。
新機能の展開
1.
予約送信機能
この機能を利用することで、メッセージをあらかじめ指定した時間に送信することが可能になります。これにより、営業時間外に通知を送信することなく、必要な連絡を待たせることなく行うことができます。また、以前は下書きに保存して翌日送信する必要があった手間が軽減され、よりスムーズなやり取りが実現します。
2.
通知受信制限機能
プッシュ通知を受け取る時間帯を設定できる機能が追加されます。企業本部が一括設定を行うことで、店舗管理者が誤って営業時間外に連絡を送信した場合でも、アルバイトスタッフに通知が届かないよう配慮できます。アルバイト従業員自身も自分のライフスタイルに合わせて通知を受け取る時間を自由に設定できるのです。
さらに、緊急時には設定した時間外でもプッシュ通知を送信可能なため、必要な連絡は確実に運ばれる仕組みになっています。こうした機能は、2026年4月に施行予定の改正労働基準法に対する企業の対応も視野に入れたものと言えるでしょう。これまでの労働環境への配慮が実現されつつあり、労働時間外に過度な業務連絡を求めない体制づくりが求められる中、バイトルトークはそのニーズに応える存在となります。
企業の使命とビジョン
ディップ株式会社は「誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現」を目指し、労働市場の諸課題を解決する“Labor force solution company”として活動しています。サービスを通じて、企業の法令遵守を支援し、店舗管理者の負担やコミュニケーションの課題を解消することに貢献していく考えです。
一方、アイリッジは、企業向けアプリビジネスの支援を中心とし、リテールテックやフィンテックなど、様々な分野でデジタル化を推進しています。彼らの主力プロダクト「APPBOX」は、アプリの企画から開発、機能拡張、さらにはマーケティングまでをサポートします。
おわりに
今後のバイトルトークの展開に期待が高まる中、アルバイト従業員と店舗管理者の口コミからもその利便性はすでに高く評価されています。新機能の実装により、より多くの企業での導入が進むことが予想され、さらなる労働環境の改善につながるでしょう。コミュニケーション環境の進化は、働く側にとっても嬉しいニュースであると言えます。今後も目が離せない「バイトルトーク」のサービス展開に注目していきましょう。