フットゴルフジャパンツアー2025と全日本ジュニア大会が開催
2025年11月、一般社団法人日本フットゴルフ協会(JFGA)は、愛知県新城にてフットゴルフジャパンツアー2025と全日本ジュニアフットゴルフツアー supported by ジークのそれぞれの大会を開催しました。これにより、シーズンの佳境に入ったフットゴルフ界が盛り上がりを見せています。
全日本ジュニアフットゴルフツアーが熱狂の渦
全日本ジュニアフットゴルフツアーの第5戦は、11月8日、群馬県の鳳凰ゴルフ倶楽部で行われました。この大会では、年間王者を目指す選手たちが集まり、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。特に小学生の部においては、益子晃選手(小学5年生)が見事に優勝し、3度目の勝利をつかみました。彼は後半に調子を取り戻し、シーズンのトップに立つことができました。
「今日は前半は少し調子が悪かったですが、後半に修正できて良かったです。最終戦も頑張ります!」と益子選手は語り、将来の試合への意気込みを見せました。
一方、中学生の部では古田旬之介選手(中学3年生)が昨年の年間チャンピオンとしての意地を見せ、プレーオフを制して優勝を果たしました。彼はライバルの大塚恭平選手(中学2年生)との接戦を制し、勝利の喜びを語ってくれました。
愛知新城カップでの見事なプレー
続くフットゴルフジャパンツアー2025愛知新城カップは、11月15日と16日の2日間にわたって開催されました。参加者は初日、川尻蓮斗選手が圧倒的な成績を収めました。バック9で驚異の8アンダーを叩き出し、最終的に通算12アンダー58で回り、2位に3打差をつけました。
最終日、川尻選手と共に上位でプレーした平岡空選手が抜け出し、完璧なフットゴルフを披露。彼は10バーディ、1イーグルを奪い、12アンダーを記録し、通算21アンダーで初優勝を果たしました。「この勝利はとても嬉しいです。次回も頑張ります」と平岡選手も喜びを語りました。
シニア部門では、小林隼人選手が逆転勝利を収め、女子部門では板倉愛里選手が今季3勝目を挙げるなど、参加選手全員にとって記憶に残る大会となりました。
次世代のフットゴルファーたちへ
フットゴルフは、サッカーとゴルフを融合させた新しいスポーツで、サッカーボールを用いてゴルフ場でプレーします。国際的にも急速に普及しており、フットゴルフジャパンツアーもその一環として、国内外の強豪選手と競い合う場所を提供しています。
また、この大会は来年開催される「FIFGフットゴルフワールドカップ2026」への選手選考にも影響を与える重要な大会でした。選手たちの獲得ポイントによって、将来のチャンスが大きく変わってくるため、今後の戦いにも期待が寄せられます。
フットゴルフの新たな歴史の1ページを刻んだこの大会。選手たちの今後の成長と活躍に、多くの期待が寄せられています。次回の最終戦に向けて、ぜひ応援をお願いいたします!