町田市立図書館が2024年11月15日(金)から開催する「推し本を伝えよう!ひとことPOPコンテスト2024」は、町田市の小学校4年生から18歳までの若者を対象にした読書推進イベントです。このコンテストの目的は、読書の楽しさを広め、親しみを持ってもらうことです。
応募者は自分の「推し本」を選び、その本を推奨する短いメッセージをPOPにして作成し、提出します。昨年の参加者は324点に上り、活気のあるコンテストとなりました。受賞作品は特別に作成されたしおりとなり、町田市内の図書館や書店でも配布されます。これは、作品を通じて多くの人々に読書の楽しさを伝える素晴らしい機会になります。
コンテストの実施内容は明確です。参加者は希望する本を選び、POPを作成した後、町田市立図書館または市民文学館に提出します。その後、図書館職員が実施する一次審査を通過した作品は、図書館の来館者や書店員、読書活動に関わる方々による二次審査に進みます。最優秀賞1名、優秀賞2名、図書館協議会賞1名、図書館長特別賞1名が選ばれ、受賞者は表彰されます。
前回の受賞作の中から、最優秀賞は「こころ食堂のおもいで御飯」が受賞し、優秀賞には「小さい“つ”が消えた日」、図書館協議会賞には「その本は」、図書館長特別賞には「アルジャーノンに花束を」が選ばれました。これらの作品は、参加者の感性や思いが込められたものとなっています。
応募期間は2024年11月15日(金)から2025年1月19日(日)までで、町田市に在住または在学中の小学校4年生から18歳までの生徒が応募対象です。また、相互利用が可能な地域に住んでいる方々も参加できることから、幅広いエリアからの応募が見込まれています。この対象には八王子市、日野市、稲城市、多摩市、調布市、府中市、相模原市、川崎市、横浜市、大和市の10市が含まれます。
応募は、各市立図書館または市民文学館へ直接持参するか、郵送することができます。郵送する場合は、2025年1月19日必着です。これにより、より多くの若者が自分の愛する本を広める機会を持つことができるでしょう。
今回のコンテストは、地元書店の協力の下で実施されます。協力店舗には(株)紀伊國屋書店 小田急町田店、TSUTAYA 町田木曽店、(株)久美堂本店・本町田店、(株)ブックファースト ルミネ町田店が名を連ねています。これらの書店も、読書の楽しさを広める役割を果たしています。
町田市は、東京都の南部に位置し、人口約43万人を有する活気ある市です。市内は商業施設や古くからの商店街が並びつつ、自然豊かな環境も広がっており、都市と自然の調和が魅力となっています。町田駅からは都心にも軽快にアクセスできるため、周辺住民や訪れる観光客にとっても魅力的な場所です。
若者たちが本を通して自分の考えを表現する「推し本を伝えよう!ひとことPOPコンテスト2024」にぜひ参加し、読書の楽しさを一緒に広めていきましょう!