2022年日本さかな検定の概要
一般社団法人日本さかな検定協会は、2022年11月13日(日)に「2022年日本さかな検定」を開催することを発表しました。この検定は、魚介類に関する知識を評価するもので、日本初の一般向けの魚の検定として2010年にスタートしました。魚食文化を楽しむ人々に向け、豊かな魚の魅力を再発見する機会を提供しています。
新たな挑戦:オンラインと会場の併用
昨年まで実施されていた「会場検定」は、コロナの影響で一時中断されていましたが、受検者の希望に応え、今年はオンライン検定が新たに導入されます。これにより、全国どこからでも参加が可能になり、幅広い世代の魚ファンたちが参加できる環境が整いました。これまでの会場検定に代わり、オンライン検定が普及することで、より多くの方々が魚食に関する知識を深められることが期待されています。
検定の形式と受検資格
「2022年日本さかな検定」では、3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)の三つの級が設けられています。それぞれの級に対して、4者択一の形式で各100問が出題されます。
- - 3級:魚に親しみを持ちたい方
- - 2級:魚好きな方や業界に関わる方
- - 1級:高度な知識を必要とするレベル
申し込みはインターネット経由で行い、受検資格には年齢や経験の制限がありません。特に、1級の受検は2級に合格することが条件となっています。
合格ラインと受検料
各級には合格ラインが設けられており、3級は60問以上、2級は70問以上、1級は80問以上の正解が求められます。また、受検料は以下の通りです:
- - 3級:5,200円
- - 2級:6,300円
- - 1級:8,200円
受検には割引制度もあり、併願受検や学生割引などが利用可能です。
特別な取り組み
特筆すべきは、最年少で1級合格を果たした伊藤柚貴くんの存在です。彼は小学5年生の時に、難関の1級に見事合格し、その後も「さかな博士」としてメディアに登場するなど、魚食文化の普及に貢献しています。彼の成績は、若い世代における魚食文化への関心を高める大きな例となっています。
サポートと資料
受検者にはガイドブックや模擬問題が用意されています。特に、eラーニング形式の電子版もあり、理解を深めるために役立つ内容が用意されています。各級に対応した資料や便利帳が販売されており、受検準備に役立てることができます。
お申し込み方法
申し込みは、日本さかな検定公式サイトから行うことができ、締切は2022年10月31日です。合格発表は12月上旬に専用ページで告知されます。
日本の水産業や魚食文化の振興を目指す「日本さかな検定」を通じて、魚に対する理解が深まることを期待しています。さあ、あなたも挑戦してみませんか?