平和祈念事業「ピースおおさか」で戦争と平和を考える - 特別展や映画上映会も開催 -

戦争と平和を考える、ピースおおさかの取り組み



大阪国際平和センター「ピースおおさか」では、終戦の日平和祈念事業として、8月15日に「戦争犠牲者追悼式と平和コンサート」を開催します。戦後79年目を迎える今年は、相愛学園の協力のもと、相愛大学音楽学部卒業生によるピアノ三重奏と相愛中学校・高等学校音楽科生徒による合唱が披露されます。コンサート後には、大阪空襲死没者を追悼し平和を祈念する場「刻の庭」で「菊一輪 献花」が行われます。

特別展:歴史を深く知る



「ピースおおさか」では、終戦の日平和祈念事業の一環として、以下の3つの特別展を開催いたします。

1. 特別展「終わらなかった戦争 モノとマンガで知るシベリア抑留」

本展では、シベリア抑留者の体験を、収容所で使用されていたモノや漫画家・斎藤邦雄氏の作品を通して紹介します。大阪ゆかりの資料も展示され、終戦後も続いた抑留者の苦難を具体的に伝えます。

2. 特別展「キュラソー・ビザ ーズワルテンダイク・オランダ領事と「命のビザ」の知られざる原点ー」

第二次世界大戦中、ヨーロッパから逃れるユダヤ難民を救済した「命のビザ」の知られざる物語に迫ります。駐日オランダ王国大使館との共催で、キュラソー・ビザ発行の背景や、その中心人物であるヤン・ズワルテンダイク・オランダ領事の息子、ロブ・ズワルテンダイク氏による貴重な証言を紹介します。

3. 特別展「ウィークエンド・シネマ」

上記の特別展に関連した映画を、8月・9月・10月・11月・12月の毎週土曜日午後2時から上映します。戦争の悲惨さ、人々の苦悩、そして希望を描いた作品を、無料でご鑑賞いただけます。

参加方法



各イベントの参加には、ピースおおさかの入館料が必要です。詳細は「ピースおおさか」のホームページをご確認ください。

戦争と平和について考える機会を



ピースおおさかは、戦争の記憶を語り継ぎ、平和な未来を創造するために、さまざまな取り組みを行っています。これらのイベントを通して、戦争の悲惨さを理解し、平和の大切さについて考える機会になれば幸いです。

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