レクサスLXの進化
2025-05-20 14:38:23

住友理工の防振技術がトヨタレクサスLXを快適に進化させる

住友理工株式会社が開発した最新の防振ゴム技術が、トヨタ自動車の高級SUV、レクサスLXに新たに搭載されました。この技術は、フレーム車特有の振動問題を解決し、運転時の安定性や乗り心地の向上を実現しています。具体的には、キャブマウントと呼ばれる部品が重要な役割を果たします。

レクサスLXは、トヨタの新しいハイブリッドシステムを搭載したモデルであり、従来の運転性能をさらに向上させています。住友理工は、そのハイブリッドシステムに適合するように、独自の防振技術を開発しました。その結果、車両は低周波振動の低減に成功し、より滑らかな走行を実現しました。

住友理工の技術の特長は、アッパーマウント内部に金具を内蔵した独自の構造にあります。これにより、従来品よりもこじり特性を約10%向上させています。こじりとは、車両の上下動において生じる力のずれを表し、これを軽減することで、レクサスLXの直進安定性や操舵一体感が改善されました。

この新しい防振ゴム技術は、使用されている素材の耐久性も充分に維持しつつ、堅牢性やロードノイズの隔離性も確保しています。フレーム車特有の設計特性を生かすことで、安全かつ快適な走行体験を提供し、運転の楽しさを増しています。

住友理工は「2029年住友理工グループVision」において、自然と人が共存するグリーンで快適な社会の実現を目指しています。70年以上にわたって培った防振技術を進化させ、次世代モビリティに即した製品の開発に取り組んでいます。

現在、住友理工がレクサスLXに供給しているのは、防振ゴムだけではありません。エンジンマウントやサスペンション系の部品、燃料やオイルのホース、内装品など、多岐にわたる製品が同車に使用されています。これにより、レクサスLXは高い安全性と快適性を備えた一台に仕上がっています。

自動車業界は今後も技術革新が進む中、住友理工のような企業が持続可能な技術を提供することが重要です。レクサスLXへの新技術の導入は、今後の車両開発における一つの指標となるでしょう。業界の最前線で進化し続ける住友理工の取り組みに、今後も注目が集まります。


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