町田市、未来を担う防災アンバサダーが活動開始

町田市が新たなる防災アンバサダーを発表

2025年度の町田市防災アンバサダーが就任し、地域の防災活動がさらに活性化する見込みです。この企画は、バラエティ豊かな個人と団体から選ばれたメンバーが、防災に関する情報を市民に届けるというもので、特に若い世代に向けての取り組みが重視されています。

防災情報を広める「まちだ防災カレッジ」

町田市では、「まちだ防災カレッジ」を通じて、防災に関するセミナーや講座が提供されています。2022年度にスタートした同カレッジは「学ぶ」と「取り組む」という二つのテーマを掲げ、防災リーダーの育成を目指しています。若者たちにとって、身近な存在として防災を学び、実際に体験する場を提供することが目的です。

2025年度の防災アンバサダーに選ばれた人々

2025年度のアンバサダーとしては、9人の個人と4つの団体が選ばれました。個人メンバーには、美容コンシェルジュやオートキャンプインストラクター、学生団体の代表者、オンラインで活動する防災士などが含まれ、多様な背景を持つ人々が集まりました。また、町田の保護犬猫支援団体や子育て情報誌を発行している団体なども参加しています。

具体的には、以下の方々がアンバサダーに就任します：

- 美容コンシェルジュ【若林ありか】さん
- オートキャンプインストラクター講師【幸田美季】さん
- 市内大学在学中の【栗原美憂】さん
- 学生団体「どりーまーず」代表【杉山瑠美奈】さん
- オンラインサポーター【マサラ】さん
- 助産師・ベビーウェアリングコンシェルジュ【三木佳代子】さん
- 紙芝居師【さるびあ亭かーこ】さん
- 市内高校在学中の【よっしー】さん
- 認知症サポーター【タカフク】さん

団体メンバーには、地域情報メディア「マチダクリップ」や子育て情報誌「らぶふぁみ事務局」、また音楽ユニット「エッグ＆プリン」などが含まれ、各々が持つ知識や経験を背景に防災情報の発信を行います。

活動内容と今後の展望

今後の活動内容としては、SNSを通じた防災情報の発信や各種イベントへの参加が計画されています。特に、若者たちが得意な媒体や方法で、よりアクセスしやすくわかりやすい防災情報を提供していくことが期待されています。この取り組みによって、地域の防災力が向上し、住民の意識も高まることでしょう。

委嘱式は2025年3月25日（火）午後3時45分から町田市役所で開催予定です。取材を希望するメディアは、事前に申し込みが必要となります。

町田市について

町田市は東京都の南部に位置し、人口約43万人を抱えています。都心から電車で30分ほどの利便性の高い場所にありながら、自然も豊かで、風光明媚なエリアです。町田駅周辺には大型商業施設や悠久の歴史を感じさせる商店街があり、多くの人々に愛されています。周囲の自然を楽しむための公園や農地も多数あり、人々にとって親しみやすい環境が整っています。

町田市とその防災への取り組みが、今後さらに発展し、地域全体が安全で安心なまちとなることを期待しています。