2026年2月、グラフィック社から、嶋田里英の作品集『MAGIC HOUR 嶋田里英作品集』が発売されます。これは、作家の活動初期から現在までの作品を網羅し、描き下ろしを加えた全101点を収録した内容となっています。
嶋田里英は、日常の中で見過ごされている瞬間に光を当て、それを色鮮やかなイラストで描くことを得意としています。彼女が描くのは、忙しい街を行き交う人々や車、そして工事中のビル、車窓からの風景、搭乗を待つ飛行機の姿など、日常の光景です。しかし、その描写はただの風景ではありません。彼女の作品には、心がほっと和む一瞬が切り取られています。
『MAGIC HOUR』というタイトルは、そうした“心ほどける瞬間”を表す言葉として適しています。時間がゆったりと流れ、日常が少し特別なものに感じられるような瞬間。読者は、彼女の作品を通じて、知っているようで知らなかった日常の美しさを再発見できることでしょう。
本書では、嶋田が使用する78色のカラーパレットや、作品制作の過程も特別に収録されています。これにより、彼女の創作の裏側を知ることができ、実際の作品にどうやって色や形が生まれるのかを楽しむことができるのです。
推薦コメントも寄せられており、銀座 蔦屋書店の坂山毅彦コンシェルジュは「ささやかだけれど日常が豊かになる作品」と絶賛しています。また、Gallery CONTAINERの福田幸紀氏は「何気ないシーンから切り取られ、それぞれのひとときが感じられる」とコメントしており、作品の魅力が多くの人に支持されていることが伺えます。
著者の嶋田里英は、1994年に生まれ、東京を拠点に置いています。早稲田大学大学院で建築学を専攻し、2022年からは特に都市の風景をモチーフにしたイラストを制作しています。彼女の作品は、ステーショナリーや音楽ジャケット、WEB、さらにはホテルやオフィスのアートワークなど、幅広い分野で評価されています。
本書は、日常の中にある美しさを再発見するきっかけとなるかもしれません。価格は2,750円(税込)、144ページのB5変型で、多くの人に手に取ってもらいたい一冊です。今からでも、ぜひ手に取り、彼女の描く風景の中に浸ってみてはいかがでしょうか。特別収録されたカラーパレットや制作過程を通じて、彼女のアートの楽しさも体験できることでしょう。