サザビーリーグ、脱炭素を支える新たな挑戦「シェアバッグ」とは

サザビーリーグ、脱炭素化に向けた新たな出資

株式会社サザビーリーグは、環境負荷を軽減する新たな取り組みとして、スタートアップ企業のcomvey社に出資しました。comveyは、リユース梱包を用いたEC配送の脱炭素化を推進しており、同社の「シェアバッグ」サービスが利用されることで、CO2排出量を85%以上削減することが可能です。

サザビーリーグの取り組み

サザビーリーグは2022年からコーポレートベンチャーキャピタル事業を開始し、新しいライフスタイルや既存事業とのシナジーを追求しています。今回はその一環として10社目の出資先としてcomvey社を選びました。「美しい物流をつくる」という目的を掲げるcomveyが展開するシェアバッグは、EC社会における新しい物流の仕組みを提供します。

シェアバッグの特長

comveyのシェアバッグは、配送に伴う梱包ゴミを大幅に削減することができる点が特徴です。顧客は梱包方法を通常のダンボールからシェアバッグに切り替えることができ、商品を受け取った後はポストに返却するだけで手続きが完了します。返却の際には、クーポンも獲得できるため、ユーザーにとっても魅力的なサービスです。

サステナビリティに向けた意義

リユースによってCO2排出量を劇的に減少させるシェアバッグは、環境意識が高まる中で多くの支持を得ています。comveyのシステムでは、1回の使用でなく、10回の配送を通じて85%ものCO2削減が実現でき、さらに最大で100回のリユースが可能です。使用限度を越えたバッグは、95%以上の素材が繰り返し利用され、無駄を生まない循環型ビジネスモデルが設計されています。

サザビーリーグのブランド展開

今回の取り組みは、サザビーリーグが展開する複数のブランドにも活用されます。特に「agete」や「Madhappy」などのファッションブランドにおいては、シェアバッグサービスを導入済みです。ブランドに特有のスピリット「It’s a beautiful day.」を体現するためにも、環境負荷軽減は不可欠な要素とされています。

comvey社の概要

comvey社は2022年に設立され、EC配送用のシェアバッグサービスを提供しています。東京都中央区に本社を構えた同社は、今後も持続可能な物流の実現を目指します。公式サイトはこちら。

サザビーリーグの企業情報

サザビーリーグは、東京都渋谷区に本社を置き、アパレル・生活雑貨・飲食サービスなど多岐にわたる40以上のブランドを展開しています。「半歩先を提案できる力」をモットーに、魅力的なライフスタイルを提案し続ける同社は、今後も環境問題への取り組みを強化し、サステナブルな社会を実現するための挑戦を続けていくでしょう。